米Google Inc.は3日(現地時間)、「Google Earth」の3D地球儀上で雲や台風などを表示可能にするプラグインを公開した。公式ブログ“Google Earth Blog”の7月3日分記事に掲載されているKMZファイルを同ソフトから開けば、Googleや米海洋大気局(NOAA)、米航空宇宙局(NASA)など各団体が公開する気象データを自動でストリームダウンロードできるようになる。 地球儀上に表示できるのは、気象衛星により撮影された全世界の雲の画像、現在発生している台風の進路図、NOAAが提供する米国の気象情報、NASAが提供する全世界の雷放電頻度など。なお雲の画像は3時間ごとに、台風の情報は10分ごとに、最新データを自動取得する。そのほか、現在夜の地域を3D地球儀上で暗く表示することも可能。 □Google Earth Blog: Weather and Storm Trac