国民生活センターは4月26日、カップ麺などで使用されている発泡ポリスチレン製の容器にMCTオイル(中鎖脂肪酸油)やえごま油などを加えると、化学変化が起こり容器が破損する恐れがあると警告をおこなっている(国民生活センター、実験動画、TBS NEWS DIG[動画]、グルメ Watch)。 国民生活センターが公開した再現テストの映像によると、カップ麺の容器にMCTオイルと熱湯を入れると、約3分後に容器が破損し、お湯が漏れ出す結果となったそうだ。MCTオイルやえごま油などは、健康志向の高まりから人気が出ているが、同センターにはこうした食用油を添加した関連の相談が、2018年度以降の約5年間で6件寄せられたとしている。うち1件ではやけどを負った事例もあったという。