画像説明, 3日夜にドローン攻撃を受けたドナウ川沿いのウクライナ港湾施設。ロシアは1カ月以上にわたり、こうした施設への攻撃を続けている ウクライナは4日、隣国ルーマニアの領内にロシアのドローン(無人機)が落下したと発表した。ロシアがルーマニアとの国境沿いにあるウクライナの都市を攻撃中に、起きたとしている。

エジプト内閣府は8月2日、契約相手国や積み荷の金額、配達日などは明らかにしていないものの、公式フェイスブックにおいて、国内の6カ月間の小麦消費需要を満たすため、36万トンの小麦の輸入を契約したと発表した。 一方で、ロシアのタス通信(8月8日付)は、エジプト政府が9月後半に17万5,000トン、10月前半に6万トンの計23万5,000トンの小麦を輸入する契約をロシアと締結した、と報じている。同紙によると、ロシアのゲオルギ・ボリシェンコ(Georgy Borisenko)駐エジプト大使は6月、これまでエジプトは小麦の全輸入量の約半分に当たる年間約600万トンをロシアから輸入していたが、2023年は800万トンを超える可能性があると述べていた。 エジプトの中央統計動員局(CAPMAS)が7月27日に発表したデータによると、両国間の2022年の貿易額は前年比で輸出入とも増加した。エジプトのロシアか
南ア大統領、穀物合意再開を要請 ロシアの無償提供に「物乞いでない」 2023年07月29日19時22分配信 28日、サンクトペテルブルクで握手を交わす南アフリカのラマポーザ大統領(中央)とロシアのプーチン大統領(EPA時事) ロシアを訪問中の南アフリカのラマポーザ大統領は28日、プーチン大統領に対し、ウクライナ産穀物輸出合意の履行再開を求めた。ウクライナ問題を巡るアフリカ7カ国首脳らとプーチン氏の協議の場で発言した。 アフリカ会議、ウクライナが影 穀物合意停止で説明責任―ロシア プーチン氏は穀物輸出合意履行を停止後、食料価格高騰に見舞われるアフリカ最貧国に穀物の無償供給を約束していた。これについてラマポーザ氏は「私たちはアフリカ大陸への贈り物を乞うためにここに来たわけではない」と苦言。アフリカが求めているのは合意の再開だと主張した。 ウクライナ情勢 最新ニュース 国際 コメントをする 最終
ウクライナ・オデーサ州チョルノモルスクの港湾で今年3月、船舶に積み込まれる穀物/Sergii Mukaieliants/AFP/Getty Images (CNN) ウクライナ穀物協会は20日までに、ロシアが黒海を通じたウクライナからの食料輸出協定への参加停止を決めた問題に触れ、先進国を含めた国際社会はロシア抜きでウクライナ産の国際市場への輸出を可能にする方途を見つける必要があると主張した。 同協会のニコライ・ゴルバチョフ会長は、ロシアを除外しての穀物輸出は国際社会の協力があれば可能との見方を表明。CNNの取材に、輸出にはトルコ海軍艦隊や関連企業の保険上の保証の協力が必要との考えも示した。 ロシアは今回の協定延長を拒否する際、ウクライナが貧困国へ輸出していないことを理由に挙げていたが、同会長は「ごまかしの言い分」と一蹴(いっしゅう)。 ウクライナ産の穀物の6割は欧州の港湾を通じて輸出されて
ウクライナのソルスキー農業政策・食料相は19日、黒海沿岸にある南部オデーサ州のチョルノモルスク港が夜間にロシアの攻撃を受け、穀物輸出施設が大きな被害を受けたほか、貯蔵されていた大量の穀物が失われたと明らかにした。提供画像(2023年 ロイター) [キーウ 19日 ロイター] - ウクライナのソルスキー農業政策・食料相は19日、黒海沿岸にある南部オデーサ州のチョルノモルスク港が夜間にロシアの攻撃を受け、穀物輸出施設が大きな被害を受けたほか、貯蔵されていた大量の穀物が失われたと明らかにした。 ロシアは17日、トルコと国連が仲介した黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)を延長せず、履行を停止すると表明。ウクライナは、ロシアによる港湾施設への空爆は意図的で計画的なものだと非難している。
昨日有効期間が切れることになっていた黒海穀物イニシアティブだったが、その当日にロシアナショナリズムの琴線に触れるクリミア橋が攻撃を受けるという事態となり、ロシアが「延長に反対する」と表明する事態となった。私の理解によれば、ロシアは瀬戸際戦略に出ており、まだ完全に協定から離脱したということではないはずだが、いずれにしても雲行きは相当険しくなってきた。 論点は色々あるが、とりあえず、ロシア外務省が昨日発表したこちらの声明を参照してみよう。プーチンは昨年来、最貧国を救うために合意された黒海穀物イニシアティブだったはずなのに、現実には同スキームでウクライナ産農産物はEUをはじめとする豊かな国にばかり向かっているとクレームをつけてきたわけだが、今回の外務省声明でもそれに沿った批判がなされている。 すなわち、昨日の外務省声明では、黒海穀物イニシアティブが実行された期間中に、3,280万tの農産物が輸出
ロシアは、欧米側の制裁によって農産物の輸出が滞っていると主張していますが、アメリカ農務省は、ロシアの小麦の輸出量はむしろ増加しているとする報告書を発表しています。現状についてロシアの「友好国」のイランなどで取材しました。 アメリカ農務省がことし5月にまとめた報告書によりますと、輸出先の国からのデータなどをもとに調べたところ、去年からことしにかけての1年間ではロシアの小麦の輸出量は、前の年に比べて36%増えて4500万トンとなり、過去最多を記録することが予想されるとしています。 また輸出先としては、トルコやエジプト、イラン、サウジアラビアのほか、スーダンやアルジェリアといった中東やアフリカの国々が上位を占めているということです。 さらに、ロシアが主導する「ユーラシア経済同盟」の加盟国にも陸上輸送で小麦が輸出され、なかでもカザフスタンへの輸出量が多いということです。 一方、ロシアのインターファ
[モガディシオ 17日 ロイター] - ロシアが黒海穀物合意からの離脱を発表したことにソマリアなどアフリカの貧困国は衝撃を受けている。こうした国々の多くは既にインフレや気候変動、紛争などに翻弄されており、合意停止に伴う穀物価格の上昇が追い打ちとなるためだ。 国連とトルコが仲介して2022年7月に成立した黒海穀物合意は世界的な食料価格の押し下げに寄与。援助機関は、緊急性が高まり、資金が不足する状況にあって、数十万トンの食料を手に入れることができた。 ソマリアの首都モガディシオでは、ロシアによるウクライナ侵攻で2倍に跳ね上がった小麦の価格が黒海穀物合意の調印後に25%下落した。今回のロシアによる合意離脱の発表に、トレーダーからパン屋、国内の武力紛争や干ばつの被害者に至るまで、みんな恐怖に慄いている。
ロシア政府は、ウクライナ産の農産物の輸出をめぐる合意の履行停止を発表し、ロシア産の農産物などの輸出が実現されないかぎりは、合意に復帰することはないと強調しました。これに対し、国連のグテーレス事務総長が「困窮しているすべての人たちに打撃を与える」と述べるなど、世界的な食料危機への懸念が高まっています。 ウクライナ産の農産物の輸出をめぐるロシアとウクライナの合意について、合意の延長期限となっていた17日、ロシア大統領府のペスコフ報道官は「合意の履行を停止した」と発表しました。 また、ロシア外務省は「約束や保証ではなく、具体的な結果を得られた場合のみ、ロシアは合意の再開を検討する用意がある」としていて、滞っていると主張するロシア産の農産物などの輸出が実現されないかぎりは、ウクライナ産の農産物をめぐる合意に復帰することはないと強調しています。 これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアは
ウクライナからイスタンブールに到着したバルバドス船籍の船。穀物検査の準備をする船員=2022年10月11日/Yasin Akgul/AFP/Getty Images (CNN) 国連の当局者は17日、CNNに対し、トルコ・イスタンブールの国連事務所がロシアから「黒海穀物イニシアチブ」への参加停止を通知する書面を受領したと明らかにした。 この合意はウクライナ南部から国際市場に穀物の安全な輸出を確保するための取り決め。ロシア軍はウクライナへの全面侵攻後、同地域の港を封鎖し、世界の食糧危機が悪化する結果を招いていた。 この当局者によると、国連事務総長は「国際市場に向けたウクライナ、ロシア双方からの食糧と肥料の阻害されないアクセス」を確保するために取り組みを続けるという。 別の国連当局者はCNNに対し、国連はロシアの決定を最終的なものと捉え、ウクライナ産穀物の輸送は今後道路や鉄道といった陸路が重点
トルコ・イスタンブールのボスポラス海峡入り口で検査を受ける、穀物を積んだ貨物船(2022年10月31日撮影)。(c)Ozan KOSE / AFP 【11月1日 AFP】ウクライナの港から10月31日、穀物などの農産物を積んだ貨物船が出港した。ロシアは先週末、世界的な食糧危機の緩和に向け交わしていた穀物輸出合意の履行停止を発表しており、自国抜きでの合意履行継続は「危険」であると警告している。 海上交通を追跡するウェブサイトによると、少なくとも10隻がウクライナの港を出港。これには、世界食糧計画(WFP)がチャーターし、「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ大陸北東部地域に対する緊急支援向けの小麦3万トンを積んだ貨物船が含まれる。 ロシアは29日、ウクライナがクリミア(Crimea)半島沖の黒海(Black Sea)艦隊に対し「大規模な」無人機攻撃を行ったと非難し
ロシア、略奪穀物を輸出か エジプトなどで寄港拒否 2022年05月13日07時59分 ウクライナで作業する農家=9日、西部リビウ近郊(EPA時事) 【カイロ時事】米CNNテレビは12日、ロシアが侵攻したウクライナから大量の穀物を略奪し、実効支配するクリミア半島を経由して地中海沿岸の各国へ輸出を試みていると報じた。ウクライナの事前通報を受け、穀物を積んだロシアの貨物船は寄港を拒まれたという。穀物の出所を偽装するため、他の船に積み替えて再び輸出を図る恐れもあるとしている。 ウクライナ、穀物2500万トン輸出できず ロシアが破壊と略奪も 報道によると、約3万トンの穀物を積載した貨物船が、クリミア半島セバストポリを4月下旬に出港。黒海からボスポラス海峡を通って地中海に達し、エジプト北部アレクサンドリアに向かったが入港を拒否された。その後、レバノンのベイルートでも拒まれ、現在はロシア軍基地があるシリ
(CNN) ウクライナ国防省の情報部門は11日までに、ロシア軍が占領地域で盗んだ穀物はすでに国外に送られているとの見方を示した。 同部門は「ウクライナから盗まれた穀物の大部分は、地中海を進むロシア船籍の乾貨物船の上にある」と主張した。行き先として最も可能性が高いのはシリアで、そこから他の中東諸国に密輸される可能性があるとしている。 同部門はまた、ロシアが引き続き、盗んだ食料をロシア連邦の領土や占領下のクリミア半島に運んでいるとの見方も示した。 主要な穀物生産地である南部ザポリージャ州ポロヒの周辺では、貯蔵中の穀物やヒマワリの種をロシアに輸送する準備が進められているという。 同部門はロシアのトラックの車列がロシア軍の保護の下、ザポリージャ州エネルホダルを出発したと主張。車列の最終的な行き先はクリミア半島だと指摘した。 北東部ハルキウ州でも穀物が盗まれたほか、南部ヘルソン州の村から穀物1500
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