ブカレスト市の映画館で10月6日、「ワンピース・フィルム・レッド」のルーマニアプレミア上映が行われ、多くの映画関係者やアニメファンが訪れた。 東映アニメーション・ヨーロッパ(所在地フランス・パリ)の河内(こうち)隆次社長はジェトロに対し、「2004年の当社設立以来、欧州でたくさんの作品をリリースしてきたが、ルーマニアでの作品公開は初めてだ。オリジナル音声をファンに届けるために、ルーマニア語字幕を用意した」と話した。同社の芦辺陽子フィルムセールスマネジャーによると、同作品のルーマニア配給を手掛けることになったバッド・ユニコーン(Bad Unicorn)を知ってから1年かけて交渉し、準備してきたという。10月14日から全国約60館で5週間から10週間、公開される。 バッド・ユニコーンのシュテファン・ブラデア共同経営者(Co-Owner)はジェトロに対し、全国60館という公開館数はいかに国内のフ
