この記事は戀塚昭彦氏が,2008年3月24日に発売した日経ソフトウエア2008年5月号の特集「はじめてのプログラミング」向けに著したものの再掲です。記述された内容は,執筆当時の情報に基づいています。 プログラミングをしてみたいそうですね。 私はいつも,コンピュータやネットワークの向こうにいる使い手を思って,プログラミングをしています。そのプログラムが,560万人のためのものであっても,ある会社のある部門の人のためのものであっても,自分一人のためのものであっても。使い手を思い,その期待に応えられるプログラムを書こうとします。 ここでは,プログラムはその使い手に宛てた「メッセージ」だということを伝えたいと思います。 たぶんあなたは,私と同じことをすでにしたことがあるでしょう。Excelで,式を書いたことがありますか? 合計値を出す,平均値を求める…この程度なら書いたことがあるのではないかと思い
