『寄生獣』観てきた。 『寄生獣』予告編2 - YouTube 開始早々、「地球上の誰かがふと思ったーーー」というあの最初のモノローグを、田宮良子(深津絵里)が言うところから俺は不安だったんですよ。予告観たときから分かっていたけど。 「寄生獣」って漫画は、最初のあのモノローグで寄生生物が出現したところを描いていることろでよく誤解が生まれる。 連載漫画だし、岩明先生が描いているうちに最初にあったテーマは多分、変質していったのだと思っていた。 地球とか、生物全体とか、環境とか、所謂‘エコ’みたいな言葉で表されるような、人間と自然の対立から、「我々は何故生きているのか」という実存を問うテーマに変わっていったのだと。 それは「考える寄生生物」田宮良子=田村玲子が自問のすえに「この種を食い殺せ」から人間の行動を理解するまでに至ったことに重ね合わさる。 だから、いくら原作通りといえ「地球上の誰かがふと思
映画「寄生獣」の原作漫画を描いた岩明均さんが、作品の映画化についての思いをNHKの質問に答える形で、コメントで寄せてくれました。 26日のおはよう日本で一部を紹介した、岩明さんのコメントの全文をご紹介します。 「寄生獣」で描きたかったことは 「寄生獣」の描き始めが25年前なので、当時の思いについて記憶がかなり曖昧なのですが、でも読者に何かを訴えるというよりかは「今度考えた新型生物を皆さんに紹介しよう」という気持ちで描いていたように思います。 だから例えば「環境を破壊した人間は悪いんだ!反省しなければ!」のような強いものではなく、「なんかイヤな理屈でくる生物(ヤツら)が出てきちゃったぜ、おい」みたいな感じですかね。 「寄生獣」の映画化を聞いたときの気持ち いつも机で紙に向かい、止まった絵を描いてる私から見れば新しい映像技術に関しては、もう何がどうなってるのかよくわかりません。 その、何がどう
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