【大津中2自殺訴訟】ようやく女性教諭重傷で被害届提出の方針 学校関係者「被害届を出せば信頼関係を失う。現場を無視した決定」 滋賀県大津市で当時中学2年の男子生徒がいじめが原因で自殺したのではないかとされる問題で、自殺した男子生徒をいじめたとされる同級生3人のうち1人が今年5月に、担任の女性教諭に複数回殴る蹴るの暴行を加え小指にヒビが入るなど5箇所の負傷を負わせていましたが、ようやく学校が滋賀県警に被害届を提出する方針を固めたことが分かりました。今月開いた緊急職員会議で校長が決定したとのことです。 学校側は当初、教育的配慮を理由に被害届の提出を見送っていましたが、県教委や越直美大津市長らが対応を批判していました。また、この事件の直前には、いじめに関する民事訴訟の第1回口頭弁論が開かれていたため、捜査関係者は訴訟に影響するのを配慮して県警に相談をしなかった可能性もあるとして、県警からも被害届の