浙江省温州市の繁華街、五馬街歴史街区で、警邏をする警察隊が球形ロボットを使用していることが話題となっている。この球形ロボットは、水陸両用で、犯罪の検知、犯人の特定、追跡ができるものだと軍武次位面が報じた。 水陸両用で転がって移動するロボット このロボットは、温州市鹿城区公安と浙江大学制御科学工学院が共同で開発をしたもの。SF映画には球形ロボットがよく登場するが、それが現実のものとなった。 このロボットの内部には、ジャイロセンサーが内蔵されており、傾きを検知して重心を移動することでバランスを保ち移動をする。このため、路面に凹凸があったり、坂になっている、ある程度の段差であれば、乗り越えて進むことができる。さらに、水陸両用になっており、川や池などでは浮かんでボールを回転することにより進むことができる。 また、具体的な仕様は公開されていないが、緊急時には時速40km程度の速度を出すことができ、A
