宮崎県都城市のふるさと納税で返礼品に産地偽装があった問題です。市は返金対応などを進めていましたが、思わぬ問題で対応が滞っています。 【画像】宮崎・都城市 自治体は代替品を送れず…“救済ストップ”に困惑 業者「全額支払う必要はない」と主張 ■「宮崎県産」のはずが…返礼品産地偽装 ふるさと納税額日本一にもなった宮崎県都城市で去年11月に発覚した産地偽装。 返礼品である「宮崎産」鶏肉3.3キロは、まさかの「ブラジル産」や「タイ産」でした。 都城市ふるさと産業推進局 野見山修一副課長 「到底、我々としても、寄付者の方々も当然、納得できない部分かなというふうに思っています」 市にこれまで寄せられた苦情は、延べ8000件。希望者には返金対応や「宮崎県産」の鶏肉を送り直すことにしていますが、いまだに3万件近くの寄付者への対応ができていません。 正しい返礼品を待つ寄付者 「スーパーでもタイ産やブラジル産は