こんにちは。まえけんです。 前回の記事では手先座標を計算するために 回転行列から平行移動の無い同時変換行列を作る関数を用意しました。 今回は平行移動のある同次変換行列を作っていきます。 手首座標の計算 並行移動のある同次変換行列 並行移動のある同次変換行列を作っていきます。 並行移動が必要なのは以前の記事のリンク番号の付け方だと2linkから3link(根本から肘)への同次変換行列と3linkから4link(肘から手首)への同次変換行列の2箇所です。 エンドエフェクタは最後にオフセットとしてかけるので同次変換行列を作る必要がありません。 2linkから3linkへの同次変換行列を考える上でそれぞれのリンクの向きと距離を整理しておきます。 2linkと3linkの関係 Y軸方向に-90度回転した後、X軸方向に0.25[m]並行移動したあと、肘のサーボ角度の分回転させたものが2linkから見た