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旧統一教会との関係をめぐり、岸田総理大臣は自民党に対し、国民の不信を払拭(ふっしょく)するため踏み込んだ対応を指示する方針で、党執行部は所属議員がみずから教会との関わりを調べた結果を取りまとめる案なども含め検討することにしています。 旧統一教会をめぐって、自民党では萩生田政務調査会長ら所属する国会議員との関わりが相次いで明らかになっており、党執行部は関係があった場合は真摯に(しんし)説明し、今後、関係を持たないよう徹底を求めていますが、与野党双方からさらに対応を明確にすべきだという意見が出ています。 こうした中、岸田総理大臣は24日「もう一段、踏み込んだ実効的な体制の整備をはじめ、国民の不信を払拭する方策について必要な指示を行っていきたい」と述べ、党執行部に対しさらに踏み込んだ対応をとるよう指示する考えを示しました。 自民党執行部は、所属議員がみずから教会や関連団体との関わりを調べた結果を
“続けさせてほしい”と土下座せんばかりに 菅義偉首相の総裁選への電撃不出馬表明が、霞が関の官僚人事に少なからぬ影響を与えている。中でも首相の大のお気に入りで懐刀と言われた警察庁の中村格次長の長官への昇格が内定した。かつて「逮捕状を握り潰した男」としても名が知れ渡った人物である。 【写真】安倍前首相の長く仕えた警察官僚は? 社会部デスクによると、 「9月10日に内示された警察庁の最高幹部人事で、松本光弘長官が辞職して中村格次長が昇格することになりました。14日の閣議で決定される流れです」 中村次長の昇格は既定路線だったとはいえ、 「今年末くらいではと言われていたので少し早まった印象ですね。“自分が在任中に中村長官を実現させたい”と菅さんが考えていたとしても不思議ではないですね」 菅首相の強い思い入れが見え隠れするが、どういうことなのか? 中村氏は1986年に警察庁入庁。警察庁刑事部捜査2課長
支持率が急落する中、菅総理が辞任を表明。「衝撃が走る」と騒ぐ政治記者。仮に菅総理に、「繰り返しで切り抜け、決して余計なことは言わずに、質問をはぐらかす言い方で切り抜けるしかありません」と記者会見の対応を指南して政権の延命に手を貸す政治記者がいたらどうだろうか?実は、これは21年前に起きたことだ。 記者が権力の側に立って物事を考えるという衝撃の事実だった。その真相は?政治権力と記者の関係とはどうあるべきか?政治が混迷を深める今、敢てこの問題を通してメディアの在り方を問う。(写真は筆者撮影の「指南書」) 元NHKエース記者が口にした「指南書問題」かつて政治部のエース記者と言われ途中でNHKを去ったOBに会ったのは2019年の夏だった。品の良さを感じる小料理屋の奥座敷で、OBと向き合った。政治を取材するとはどういうことか。そういう話をしている時に、OBがふと口にした。 「指南書問題、あれは駄目だ
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