コラムのページに戻る ◆ DRA-CAD10 plusの新機能 ◆ DRA-CAD10 plus では「材質の設定」に「屈折率」が新機能として追加されました。 本コラムでは、DRA-CAD10 plus の屈折率について説明します。 ◆ 屈折率の考え方 ◆ 屈折率を設定した材質を適用した閉じたポリラインは、 その面の表(法線の方向)を大気中、裏(法線の反対方向)を媒質中とみなし、 スネルの法則 を適用して光の経路を計算します。[図-1] 例えば、ガラスの屈折率を設定した閉じたポリラインを2つ、各々の法線が逆を向くように並べると、 これらを透過する光は[図-2]のような経路をたどり、間がガラスで充填されている場合と同様の効果が得られます。 また透明な媒質の境界で屈折が起きる場合、同時に入射角度に応じた反射も起きます。 この屈折と反射関係は フレネルの式 で与えられますが、DRA-CAD10