yamdas.hatenablog.com メアリー・グレイとシド・スリの『Ghost Work』については3年近く前に取り上げているが、GAFA に代表される巨大テック企業の人工知能の「魔法」のような機能を実現する裏で、膨大な量の学習データをひたすらラベル付けする安月給の人間のホワイトカラー非正規労働者が、日常的にサービス残業を強いられ、労働条件に対する要求が繰り返し退けられてきた話は、現在もなくなってはいない。 これはまさに自動化が生む新たな貧困 「ゴーストワーク」で、https://t.co/XgIx7zThvH アーヴィンド・ナラヤナンも「AIツールの技術的進歩を持ち上げる一方で人間の労働を軽視する」として「AI報道で気をつけるべき18の落とし穴」の一つにわざわざ挙げているhttps://t.co/yvmPWsodX9 https://t.co/X8qOBQx1gz— yomoyo
AIは多くのマンパワーによって成り立っている。AIの舞台裏7つ2023.02.13 16:00 Mack DeGeurin -Gizmodo US- [原文] ( R.Mitsubori ) ヒューマンはAIより奇なり。 画像や文章を生成する、いわゆるジェネレーティブ(生成系)AIはわずか数年ですさまじい進化を遂げています。 少し前までAIというと、投資家が資金をつぎ込む「流行りもの」というイメージがありましたが、今ではすっかり現実世界で役立つ明確なツールへと成長しました。 すでにDALL-EやStable Diffusionといった画像生成システムを活用し、コストのかからないアート制作に着手する作家や企業も出始めています。 一方、「Google(グーグル)検索を凌駕するかも」とまで言われるOpen AIのチャットボット“ChatGPT”をはじめ、洗練されたデジタルアシスタントが登場し、「
軽貨物の配送ドライバーらが加盟する「建交労軽貨物ユニオン」などは11月10日、ドライバーの待遇改善を訴えるシンポジウムを都内で開いた。 シンポには、アマゾンの荷物を運んでいた元ドライバーが登壇して「荷物の積載数や配達エリアをAIで決められるようになった結果、交通安全が守られなくなった」と批判。 ユニオン関係者らはシンポジウム終了後、アマゾンジャパン本社を訪れ待遇改善に関する要望書を渡そうとしたが、「門前払い」に遭い文書の受け取りも拒否されたという。 荷物量、配達エリアを「AIが決める」リスク 配送ドライバーの多くは、個人事業主として運送会社などと業務委託契約を結び、荷物を運んでいる。個人事業主は本来、契約企業の指揮命令を受けずに自己裁量で作業の進め方を決められるはずだが、実態は雇用されたドライバーと同じ仕事をしている、というケースも珍しくない。 アマゾンの荷物を配送するドライバーだった大島
同じく会社経営だけど、元増田とはだいぶ意見が違うので簡単に書いてみる。 ①最低賃金をめぐる経済学的な議論には、色々な立場がある。理論経済学的には、最低賃金を設定することで、死荷重(最低賃金以下での雇用機会の損失による非効率)が発生し、労働市場の効率が悪くなり、社会全体の効用が下がる、という予測が導き出されるけど、統計上はこの死荷重による負のインパクトははっきり観測されていない。最低賃金の存在が労働市場を歪めているという実証的な研究結果はない。 ②最低賃金という制度の重要なポイントは「地域内では一律に設定される」という平等性にある。つまり、輸出中心の産業(海外の労働力コストと直接競争する産業)を除いたドメスティックな業種では、自社もその競合業種も、労働力の調達コストにおいてみんな同条件の上方シフトを被る。これは、各企業がこれまでと同じ収益性と雇用を維持し、同じ水準のサービスを提供しようとした
「キーワードで読み解く人工知能 『AIの遺電子』から見える未来の世界』」(MdN刊)では、人間とヒューマノイドが登場する山田胡瓜先生のSF医療物語『AIの遺電子』(少年チャンピオン・コミックス 全8巻/秋田書店)、『AIの遺電子 RED QUEEN』(別冊少年チャンピオンで連載中/秋田書店)の漫画キャラやストーリーとともに、大人がビジネス教養として知っておきたい「人工知能」の基本を、わかりやすく解説しています。 本書の「ベーシックインカム」の項目では、人工知能が私たちの仕事を代替し、働くことに金銭的理由がなくなる時代の問題を、海外でのテストケースを交えて紹介しています。 ベーシックインカム 【関連ワード:社会保障、労働と対価、産業用ロボット】 執筆:松本健太郎 産業用ロボットやヒューマノイドが人間の代わりに職場で活躍する頃、私たち人間はどんな仕事をしているだろうか? 『AIの遺電子』第33
ロボットが人間の仕事を奪う――そんなフレーズを聞いたことがあるだろう。 人間の歴史では、テクノロジーの進化によって人が仕事を奪われるというシーンが繰り返されてきた。18~19世紀の産業革命では、機械化によって農民や手工業者が失業し、1960年代のオートメーション化でも、多くの工場労働者が職を失っている。 そして最近、盛んに言われているのが「テクノ失業」だ。コンピュータやインターネット、さらには今後の普及が予想されるロボットやAI(人工知能)の登場で、単純労働者のみならず知的労働者の仕事までもがテクノロジーに取って代わられる――そんな恐怖のシナリオが、現実になりつつある。 野村総研の試算によると、国内の601種類の職業のうち、実に49%が10~20年のうちにAIやロボットで置き換えることが可能だという。そこに待ち構えるのは、どんな未来なのだろうか……? IT先進国のアメリカでは、すでに「テク
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