山を登れば、腹が減る。 コンビニもファストフード店も町の定食屋もない山の中で、登山者たちの胃袋を満たしてくれるのが、山小屋が提供する山のメシ。とはいえ、物資はすべてヘリで輸送、水道はないことがほとんどの山小屋で、いったいどんなメニューが出されているのでしょうか。 そして、山で働く人たちを支えるまかないメシは? 10年間、山小屋で働き、出会い、結婚し、現在はそれぞれがフリーライター、イラストレーターとして活躍する吉玉サキさん、デザイン吉田さんご夫妻に山のメシ事情を聞きました。 ▲吉玉サキさん(左)、デザイン吉田さん(右) 吉玉サキさん 新卒で入った会社を数カ月で辞め、本格的な登山経験はないまま山小屋でアルバイトを始める。10年間、山小屋で働いていた。2019年、10年間を綴った『山小屋ガールの癒されない日々』(平凡社)を出版。 note.com 山小屋ガールの癒されない日々 作者:吉玉 サキ