「東京サラダボウル」ドラマPが「安全な側から見ている」と指摘され気づいたこと「東京サラダボウル」原作者×ドラマP 対談〈中編〉 ここ数年でさらに加速している東京の国際化。現在、東京で暮らす外国人の数はおよそ70万人。海外から旅行で日本を訪れる人の数も、昨年3300万人を超えた。「外国人が増えると日本の治安が悪くなる」という声もあるなかで、新宿を舞台に外国人居住者たちの日々の生活やそこで起こる事件を通して異国で生きる葛藤を描き、話題を呼んでいるのがNHKドラマ10「東京サラダボウル」だ。 本作はW主演の奈緒さんが東新宿署 国際捜査係の警察官・鴻田麻里(こうだまり)を、松田龍平さんがわけありの中国語通訳人・有木野了(ありきのりょう)を演じる、社会派エンターテインメントドラマである。 原作となった『東京サラダボウルー国際捜査事件簿ー』作者の黒丸さんと、NHKプロデューサーの家冨未央さんに、制作の