【読売新聞】 山口県が貴賓車として購入し、事実上、県議会議長が使用しているトヨタの最高級車「センチュリー」を巡る訴訟で、山口地裁が購入を違法と認定した(県が控訴)。読売新聞が全都道府県知事と議長の公用車を調べたところ、知事車の低コス
【読売新聞】 山口県が貴賓車として購入し、事実上、県議会議長が使用しているトヨタの最高級車「センチュリー」を巡る訴訟で、山口地裁が購入を違法と認定した(県が控訴)。読売新聞が全都道府県知事と議長の公用車を調べたところ、知事車の低コス
2090万円の最高級車の購入は、果たして適切なのか――。山口県が貴賓車としてトヨタ「センチュリー」を購入したのは裁量権を逸脱した違法な公金の支出だとして、元県職員の松林俊治さん(75)が県を相手取り、村岡嗣政知事に購入費の全額を請求するよう求めた住民訴訟は2日、山口地裁で判決が言い渡される。【森紗和子、福原英信】 訴状によると、県は2020年4月にセンチュリーを貴賓車として購入。新型コロナウイルス感染拡大の影響で県民への支援が求められる中、安価な車両の選定やレンタルなども可能だったのに購入したのは裁量権の逸脱で、村岡知事は県に損害を与えたとしている。松林さんは、情報公開請求した資料や報道で状況を調べ、購入は「無駄づかい」と確信。住民監査請求をしたものの棄却され、21年2月に提訴した。
山口県の貴賓車として使われているセンチュリー=山口市の県庁で2020年9月24日午後3時ごろ、降旗英峰撮影 山口県がトヨタの最高級車「センチュリー」を貴賓車として購入したのは裁量権を逸脱した違法な公金の支出だとして、元県職員の男性(75)が県を相手取り村岡嗣政(つぐまさ)知事に購入費2090万円を請求するよう求めた住民訴訟で、山口地裁(山口格之(のりゆき)裁判長)は2日、全額を知事に請求するよう県に命じ…
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