プロエースは、トヨタが欧州で販売する小型商用車。設計、生産はプジョーやシトロエン、フィアットなどを傘下にするステランティスグループが行っており、そこからトヨタに供給されているOEM車です。 初代モデルが登場したのは2013年で、1度のフルモデルチェンジを経て、現行モデルは2016年に発売された2代目モデル。 今回ドイツで発売された新型プロエースは、2代目モデルの大幅改良版という位置づけでした。 ボディサイズは、全長4980mm(ロングは5330mm)×全幅1920mm×全高1895mm(ロングは1935mm)、ホイールベースは3275mm、シート配列および乗車定員は1列3人乗り、2列6人乗り(3+3)。 エクステリアは、従来モデルにくらべてロアグリルを大型化し、代わりにヘッドライトの間のアッパーグリルをなくしたのが特徴です。 インテリアは、インストルメントパネルを10インチタッチスクリーン
「スターレットを選んで本当に良かった。」 そう語るのは、初めてのマイカーに1997年式の前期型スターレット(EP91)を選び、約2年経った今も存分にスターレットとのカーライフを楽しんでいる、おすしさん23歳。 19歳で運転免許を取得し、その後しばらくは、家にあったスズキ・ハスラーを運転していた彼。あるとき、中古車サイトで「これは運命だ」と感じるほどのスターレットを見つけ、購入に至ったのだとか。 スターレットへの特別な思い、それは彼の幼少期の思い出が深く関係していました。 今回は、おすしさん×トヨタ・スターレットのお話です。 ――スターレットというクルマの存在は、元々ご存知だったのですか? スターレットの存在は、子供の頃から知っていました。というのも、親の実家にあったクルマがスターレットだったんです。 幼少期、まだ我が家にクルマが無かったので、親の実家に行く時は、バスで最寄りのバス停まで行き
小学校の時に、大人になったら絶対にセリカリフトバックに乗るぞ!と決めていたと話してくれた「でかバンさん」。その情熱は、中学校の卒業文集に「夢はセリカに乗ること」と書くくらいだったといいます。 そんな でかバンさんは、就職すると同時に念願だったセリカを中古車で購入したそうです。ところが、穏やかなカーライフとはいえないようで……。 今回は、でかバンさん×セリカリフトバック のお話をお届けします。 ――中学校の卒業文集に書くとは……。よほど乗りたかったんですね。 そうなんです。僕が乗っているのは、2000GTVというグレードなんですけど、とにかく外観デザインに惚れ込んでしまって、絶対に愛車にするぞと子供の頃から決めていました。 ――どういうところが好きなのですか? 一言で言うと、バンパーがでかい所です!僕のは1976年式なので、初代後期型になるんですけど、この個体はアメリカの安全基準に合わせるた
トヨタ自動車はLGBTQイベントのスポンサーシップを停止すると発表した。「ダイバーシティー(多様性)、エクイティー(公平性)、インクルージョン(包括性)」(DEI)に対する企業の取り組みを巡る「極めて政治的な議論」を理由にDEIプログラムに改めて焦点を合わせるとした。 米国の従業員5万人とディーラー1500社宛ての3日付のメモで、米LGBTQ団体ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)による注目度の高いランキングなど企業文化調査への参加も停止すると明かした。「STEM(科学・技術・工学・数学)教育と労働力のための準備に沿ったコミュニティー活動に絞る」という。 このメモは、DEIに反対する活動家ロビー・スターバック氏がLGBTQ関連イベントなどへの支援を理由にトヨタに対する不買運動の呼びかけをソーシャルメディアで開始してから1週間後に発表された。トヨタは当時、標的となったLGBTQプログラ
トヨタ自動車は、IOC=国際オリンピック委員会と結んでいた最高クラスのスポンサー契約を更新せず、年内で終了することを明らかにしました。 また、IPC=国際パラリンピック委員会との契約も更新しないということです。 これは、トヨタ自動車の豊田章男会長が26日に自社メディアで明らかにしました。 トヨタは、2015年3月にIOCと、1つの業種につき世界で1社に限られる最高クラスのスポンサー契約を結びました。 この契約によってトヨタは自社製品や広告にオリンピックのシンボルマークを使用してきたほか、選手の移動などに使う車両を提供していました。 契約期間はことし12月末までの10年間でしたが、トヨタは契約を更新しないということです。 また、IPC=国際パラリンピック委員会とのスポンサー契約についても年内で終了するということです。 アスリートへの支援は続ける方針で、今後はトヨタの財団法人「トヨタモビリティ
先日、ようやくハイブリッドモデルに関しても生産・出荷が再開されたトヨタ「ライズ」。2023年には約6.5万台も売り上げた人気モデルだけあり、出荷再開を心待ちにしていた人も少なくないだろう。 そんなライズだが、いまその中古車相場が急上昇しているという。新車の生産・出荷停止の影響かと思われたが、原因は全く別のところにあるようだ。 文:吉川賢一/写真:TOYOTA ライズの中古車相場高騰は、ロシア情勢が要因 中古車の海外輸出事情に詳しい、某中古車買い取り専門店の担当者によると、ライズの中古車相場が高騰しているのには、ロシア情勢が関係しているという。 日本で下取りに出された車は、一部は国内市場で中古車として販売されるが、大半は海外へと輸出されている。特にここ数年は、中古車輸出台数が増加しており、2023年の輸出台数は約154万台で、前年を20%以上も上回り、過去最高を更新した。その最大の輸出先がロ
トヨタ ライズは2019年11月に登場した5ナンバーSUV。ダイハツ ロッキーのOEM供給車で、トヨタSUVラインアップの中で最も小さなボディサイズだ。 しかし、残念なことに2023年5月にハイブリッドモデルの認証手続きに不正が判明し、2023年5月から販売・出荷停止が続いていた。その後2024年2月に道路運送車両法の基準に適合していることが確認され、3月から生産・出荷が再開された。 対するヤリスクロスは、デビューから約4年が経過した。1クラス上のSUVではあるものの、中古車価格も徐々に下落している。新車のライズハイブリッドと比較すると、同じ価格帯になってきた。中古車なら、1クラス上のヤリスクロスに乗れるようになってきたのだ。 そこで今回は、新車ライズハイブリッドを中心に、人気モデルであるトヨタ ヤリスクロスの中古車と燃費性能、価格、機能、デザインを徹底比較した。 買い替え前に愛車の買取相
現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ「100万円台」のコンパクトSUVが「新車超え」!? まさかのプレミア価格で「売れてる」! 超人気「ライズ」が支持される「要因」とは ■新車価格を超える中古車の流通相場に驚く! トヨタのコンパクトSUVが、中古車市場でにわかに注目を集めています。その車名は「ライズ」。同社最小のコンパクトSUVです。 新車価格を超える相場で取引される例も少なくないといいます。いったい何が起きているのでしょうか。 【画像】めちゃ大人気! トヨタ「コンパクトSUV」を画像で見る(30枚以上) ライズは、ダイハツ「ロッキー」のOEMとして2019年11月に誕生。廉価な設定や扱いやすいサイズ感などから、デビューするやいなや大ヒット作となっています。 翌2020年の年間登録台数ランキングでは、第1位のトヨタ「ヤリス」(15万台)に続いて第2位(1
トヨタ自動車の欧州部門は12月4日、新型商用車『プロエース・マックス』(Toyota PROACE MAX)を2024年、欧州市場で発売すると発表した。EVパワートレインの詳細を明らかにしている。 プロエース・マックスは、トヨタの欧州商用車ラインナップおいて、最大のボディサイズとなり、EV版も用意される。プロエース・マックスは、ステランティスからOEM供給を受けるモデルだ。プジョー版は『ボクサー』、シトロエン版は『ジャンパー』。フィアット版の『デュカト』は、日本市場にも導入されている。 EV版の『プロエース・マックス・エレクトリック』には、最大出力270hp、最大トルク41.8kgmを引き出すモーターを搭載する。3種類の走行モードにより、ドライバーはエコ、ノーマル、パワーを切り替えることが可能。これにより、加速や最高速を調整し、パフォーマンスと航続のバランスを取ることができるという。 プロ
9月27日におこなわれる自民党の総裁選挙に向けて、8月27日に出馬表明会見をした河野太郎デジタル大臣。そこで語られた経済政策「民間主導の経済成長」について詳しく聞いた。
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トヨタ自動車豊田章男会長の「今の日本は頑張ろうという気になれない」という発言が話題になっている。メディアの囲み取材で語った発言が切り取られ、拡散したことで、SNSや一部メディアで議論が広がった。そのうちいくつかで「国交省批判、日本批判ではないか」という論調にまで発展しているが、しかし、豊田会長の発言とその文脈を読むと、「メディア」へ向けた言葉であることが分かる(そのメディアが曲解して拡散の一部を担っているのだから目も当てられない…)。トヨタを中心とした自動車産業が日本経済の大黒柱であることは大前提として、この発言はどういう文脈で出てきたものか、真意はどんなところにあるのか、以下、状況の整理と、自動車情報専門メディアとしての見解を記します。 文、写真/ベストカーWeb編集部 ■「強いもの」を叩くよりも、「その力をどう使うか」を考えてほしい まず簡単に、今回の発言の状況を整理する。 今回話題と
トヨタのショールームに展示された水素で走る「ミライ」=愛知県豊田市/Akio Kon/Bloomberg/Getty Images (CNN) トヨタ自動車の燃料電池車「ミライ」がパリオリンピックの公式車両に採用されたことに対し、学者や技術者など120人が連名で、撤回を求める公開書簡を発表した。 水素で走る車は排気筒からは二酸化炭素を排出しない。しかし世界の水素の96%は今もメタンガスなどの化石燃料から製造されている。つまり、水素自動車のほとんどはバッテリー式の電気自動車(EV)に比べて汚染度が高く、従来のエンジン車よりも多少クリーンな程度にすぎない。 トヨタはパリ大会にミライ500台と水素で走るバス10台、EV車1150台を提供予定。ミライは水と有機化合物から抽出し、再生可能資源で生成した水素で走らせると説明している。 それでも公開書簡では、消費者が購入するミライには、地球温暖化の原因と
軽より小さいマイクロモビリティは日本で明らかに失敗! 原因は「日本には軽自動車があるから要らない」じゃなかった (1/2ページ) この記事をまとめると■日本には軽自動車をベースとした超小型モビリティというカテゴリーがある ■国内で販売されているのはトヨタC+podのみだったが2024年夏に販売を終了する ■日本の超小型モビリティはスタート地点を誤りその後もボタンのかけ違いが続いている 日本自慢の軽自動車をベースに超小型モビリティを作るも…… EVシフトが勢いを失い、代わりにハイブリッド車が盛り返しつつある現在。そもそも日本では発電のほとんどか火力なので、EVにしてもカーボンニュートラルにならないという主張もある。でもその前に、大事なことを忘れてはいないだろうか。 そもそもクルマは数ある乗り物のなかでも、ひとりあたりのCO2排出量が多い。原因のひとつが、乗用車の平均乗車定員が平均1.3人であ
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