米国を中心に日本発のゲームが絶好調だ。そのブームを牽引するのが「セガ」。同社の看板キャラクターを主人公にした映画は、興行収入でディズニープリンセスと張り合うほどに人気となっている。そのセガを率いる内海州史社長が同社復活のカギについて、英紙「ガーディアン」に語った。 セガのレガシー セガと言えば、1980年代末から21世紀の幕開けまで10年以上にわたり、世界で指折りのクールなゲーム会社だと高い評価を得た。『ゴールデンアックス』や『バーチャファイター』などのアーケード用ゲームを大ヒットさせ、反抗精神が感じられる家庭用ゲーム機「メガドライブ」を生み出した。 家族みんなが楽しめる任天堂に挑戦するかのように、強烈なインパクトのテレビCMを繰り出したり、「モータルコンバット」や「ナイトトラップ」といった年齢制限付きゲームを発表したりした。 しかし、セガのゲーム開発チームが革新的で突飛なタイトルを制作す
