住宅デザインソフトとしては定番中の定番である「3Dマイホームデザイナー」の新バージョン。ソフト名に付けえられた「LS」は、業務用の「PRO」に対して家庭用という位置付けなのだが、今回のバージョンアップで、その性格がよりはっきりとしてきたように思う。今回追加された新機能の目玉のひとつが「まとめて間取り配置・編集」機能だ。これは「LDK(リビング、ダイニング、キッチン)」や「和室と押し入れ」「洗面所と浴室」「間仕切りつき子ども部屋」のように、決まりきった組み合わせをセットにして、さらに家具や設備付きでいっぺんに配置できるもの。一つひとつ配置するのは面倒といえば面倒なのだが、これが一度にできるようになったのは、家庭用、つまり素人にとってはうれしい。 もうひとつの目玉が「リクエストラベル」機能で、これも家庭内の意思統一や設計者・工務店との打ち合わせには、とてもありがたい。搭載されてみると「どうして