小林製薬の紅麹問題で、原因などを調査している厚生労働省などはオンラインで会見を開き、腎毒性があると確認されていたプベルル酸以外に製品の物質内に含まれていた複数の化合物について、腎毒性は確認されず、原因物質は「プベルル酸」と特定したと明らかにしました。 小林製薬の「紅麹」サプリを巡っては、これまでに把握していた5人のほか、サプリを摂取し死亡した116人が死亡との因果関係の調査対象となっています。 厚生労働省などが原因の調査を行っていましたが、これまでにサプリに入っていた「プベルル酸」が腎臓に障害を引き起こすことが確認されていたほか、製品には他に複数の化合物が含まれていると明らかにしていました。 厚生労働省などは18日にオンラインで開いた会見で「化合物については動物実験で腎障害が起きないことが確認された。プベルル酸が腎障害を引き起こすことが確認されていることから、今回の腎障害を引き起こしたのは