技術書の年間ランキング的なものについて、編集者たちに「これはやられた!」と思う他社の本を候補として出させたら面白いのでは、という会話を小耳にはさみました。これはまたとないアマゾンアソシエイトの機会!ということで、勝手に自分の候補を上げてみます。 と思ったものの、新刊の技術書をそんなにたくさん読んでいないうえに、去年「これはやられた!」と思った本はいずれも技術書ではなく、どちらかというと数学書っぽい本ばかりでした。それでも、ジュンク堂池袋本店の「新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2015年版」で取り上げられた本ばかりだし、たぶん技術者が読む(べき)本としても妥当なはずです。 『コンピュータは数学者になれるのか? -数学基礎論から証明とプログラムの理論へ-』 いま自分の本棚を見返したら、この本の隣にたまたま『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』が並んでいて、一瞬だけ姉妹書に見えました