手をかざすと消毒液を噴霧する「アルコールディスペンサー」のように、お酒を注ぐことができる飲料ディスペンサーに注目が集まっている。カップをかざすと、ボトルに入っているお酒がとくとくと注がれる。まさに「アルコール」のための装置だ。 J-CASTニュースは2023年3月14日、商品を企画した新日本流通(兵庫県西宮市)と愛用する今代司酒造(新潟市)に取材した。 「実は弊社が特注で作っていただいたんですよね...!」 飲料用ディスペンサーは、新型コロナウイルス感染症拡大を機に広まった「アルコールディスペンサー」のような形状をしている。酒のボトルに取り付けて用いることができ、カップを赤外線センターにかざすと、定量の酒が注がれる。量は約4ミリリットル、約6ミリリットル、 約10ミリリットルの3段階で調整可能だ。単三型アルカリ乾電池4本で動く。 注目を集めたきっかけは、新潟清酒に関するイベント「にいがた酒