【読売新聞】 静岡県内の学校で9月27日、生徒44人が校内のエレベーターに30分近く閉じ込められるトラブルがあり、このうち2人が体調不良で救急搬送されていたことがわかった。消費者庁が発表した。 トラブルがあった静岡市内の学校によると
長崎県内の私立高校で運動部の顧問を務める50代女性職員が、高校を運営する学校法人を相手に、放課後や休日などの部活指導に対する未払いの時間外賃金を求めた訴訟は8日、長崎地裁で和解が成立した。学校側が練習指導など顧問としての活動時間を労働時間と認め、解決金185万円を支払うなどの内容。原告側代理人によると、残業代を巡る訴訟で、学校側が部活の指導時間を労働時間と認めた和解は異例という。 教員の残業を巡っては、公立校の教員には教職員給与特別措置法(給特法)が適用され、基本給の4%が一律支給される代わりに時間外労働に対する賃金は原則支払われない。給特法が適用されない私学の教職員には本来、労働基準法に基づき割増賃金が支払われなければならないが、公立に倣って基本給の数%だけを固定残業代として支払っているケースが少なくない。 訴状などによると、学生時代に有力選手だった女性は1995年から講師として同校に勤
東京都世田谷区立の中学校で昨年、女子生徒が髪を染めたことを理由に教室への入室を禁じられ、その後、一時不登校になっていたことが分かった。二十日の区議会で桃野芳文区議が質問して明らかになった。区教育委員会は「極めて不適切な対応だった」と謝罪した。 桃野区議によると、同校は校則で茶髪(脱色)を禁じている。昨年の夏休み明け、髪を染めて登校した女子生徒に対し、教師が学校にある白髪染めで「染め直すのか、帰るのか」と迫った。生徒は帰宅し、数カ月間、登校できなくなった。以前にも不登校の経験があったという。
横浜市教育委員会が今年度より達成目標数値を掲げ推進する「働き方改革プラン」。実施3カ月を過ぎ、勤務時間外の留守番電話設定への取組みが進んでいる。6月末時点でその割合は市立学校全体の56%と昨年12月と比べ倍増。さらなる浸透を目指し、学校間の情報共有も行っている。 これまで学校の閉校時間は明確に定めがあるわけではなく、教職員が学校にいる限り電話対応していたのが実状だった。「働き方改革プラン」の中では、全市立学校で「勤務時間外の留守番電話設定」を推進。これは「時間外勤務月80時間超ゼロ」「19時までに退勤する教職員70%以上」を目指し、教職員が授業準備や事務作業に集中する時間を確保する取組みの一環だ。市教委は「地域の実情を十分踏まえた上で、電話対応も一定の時間で区切りを設けることが必要」としている。 小学校では74%導入 平日の留守電設定を行っている学校は、昨年12月時点では全体の27%だった
埼玉県北本市の市立中学校の男性教員が男子生徒になりすまし、使っていたとみられるツイッター(画像の一部を処理しています) 埼玉県北本市の市立中学校の男性教員がツイッターで同校の男子生徒になりすまし、女子生徒の容姿などを中傷する書き込みをしていたことが7日、同校関係者への取材で分かった。同校などによると、11月下旬に事実が発覚、男性教員は同月29日から体調不良を理由に欠席しているという。 男性教員が男子生徒になりすましたとみられるツイッター画像には、「顔で損してるよな」「あの体型、あの嫌われようでよく学校来れると思う」などと特定の女子生徒を中傷するような内容や、わいせつな内容のツイートがあった。「(同校生徒の)フォロワー増やしたい」というものもあった。 同校関係者によると、遅くとも9月中旬ごろからツイートが開始。10月には、公表される前の生徒会選挙の結果に関する内容が書かれており、教員か選挙管
神奈川県大磯町が昨年、町立中学校で導入した給食事業を巡り、多い時でご飯やおかずの半分以上が食べ残される異常事態が続いていることが町への取材でわかった。 生徒からは「味や見た目が悪い」という“致命的な欠陥”を指摘する声が相次いでおり、危機感を抱いた町は生徒や保護者らを対象とした緊急のアンケートを実施。献立などの見直しを急ぐ考えだ。 ■保護者に衝撃 今年7月、町立国府中を訪れたPTA関係者の間に衝撃が広がった。給食を終えた2年生の1クラス31人の中で、おかずを完食したのはわずか1人。ほとんど手をつけなかった生徒もいた。保護者からは「こんなに食べられていないなら、やめた方がいい」という声が上がったほどだったという。 国府、大磯の町立2中学で給食が始まったのは昨年1月。町は綾瀬市の業者に調理と配送を委託するデリバリー方式を採用し、食材の発注と献立作りは町職員の栄養士が行っている。2校の生徒は計約7
石川県教委は今年度から始めた教職員の勤務時間の集計調査(4~6月)の結果を県議会で報告した。中学校では事務職員を除く教職員の約6割が2~6カ月続くと過労死ラインとされる時間外勤務月80時間を超えた。中学校教頭は95%以上が80時間以上で、平均は月107・4時間だった。 調査は公立小中学校と県立高校の事務職員を除く全教職員を対象に実施した。県教委の集計によると、月80時間を超えた教職員の割合は、小学校21・2%、中学54・1%、全日制高校25・8%、定時制・通信制高校0%、特別支援学校0・8%。時間外勤務時間の平均は小学校59・4時間、中学校87・0時間、全日制高校59・1時間などとなった。 職種別と年齢別なども一部を抽出して集計。職種別にみると教頭や副校長が最も長く、80時間を超えた割合は小学校65・7%、中学校95・8%、全日制高校22・0%。「校長と教職員をつなぐ役目でどうしても職務が
2014年以降、市立中学校の男子生徒3人がいじめを受けた後に自殺した仙台市。悲劇が繰り返される背景に浮かぶのは、市教育委員会の対応の鈍さだ。24日、これまで3件での市教委の対応を検証する第三者委員会の設置が決まった。 仙台市では14年に泉区の中学1年、16年には同区内の中学2年、そして今年4月にも中学2年の男子生徒が相次いで命を絶った。 「様々な意味から(市教委に)疑問を持たれている。できる限りの調査をしていく」 仙台市の奥山恵美子市長は24日の定例会見でこう述べ、3件での市教委の対応を検証する第三者委を市長部局内に設置することを明らかにした。合わせて、2件目の自殺については遺族の要請もあり、いじめ防止対策推進法に基づく再調査に踏み切る考えを示した。いずれも市教委が所管していた問題を市長部局で見直す意味がある。 3件目の自殺を発表した4月2…
新潟市の小学4年の男子児童が、担任の40代男性教諭から名前に「菌」をつけて呼ばれ、1週間以上学校を休んでいることが、保護者や学校への取材でわかった。児童は5年前、東京電力福島第一原発事故で福島県から家族と避難していた。同級生からもそう呼ばれ、この担任に相談していたという。 保護者によると、児童は11月22日、担任から昼休みに教室で連絡帳を渡された際、ほかの児童がいる前で、自分の名前に「菌」をつけて呼ばれた。この日は早朝、福島県で最大震度5弱の地震が発生。児童は福島県で働く父親と連絡が取れないまま登校した不安感も重なり、強くショックを受けた様子だったという。祝日をはさみ、24日から学校を休むようになった。 児童は2011年の東日本大震災後、家族と新潟市に自主避難した。保護者によると、理由は定かではないが、小学3年のころから仲間はずれにされたり、一部の同級生から名前に「菌」をつけて呼ばれた
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、福島県から横浜市に自主避難してきた現在、中学1年の男子生徒がいじめを受けていた問題で、横浜市の林文子市長は学校や教育委員会のいじめへの対応が遅れたとして、当時の対応を検証するよう指示しました。 横浜市の林市長は、16日の会見で第三者委員会から学校や教育委員会の対応の遅れを指摘されたことについて、「全国的に重大ないじめが発生したことを受けて、『いじめ防止対策推進法』が制定されたのに、現場で活用できなければ全く意味はない」と述べ、当時の対応が遅れたことを認めました。 そのうえで教育委員会に対し、対応が遅れた理由など、当時の対応を検証するよう指示したことを明らかにしました。 また、林市長は、「何回も死のうと思った」などと生徒が手記に残していたことについて、「大変苦しく、つらい気持ちが伝わってきました。このような思いをさせてしまったことに胸が苦しい気持ちでいっ
こいあじ @koiiajii きょう娘11歳が担任に、掃除をサボった子らと連帯責任だ・自分の悪かった点を書けと言われたけど何も思い当たる点がなかったから「わたしはきちんと掃除をしていた、自分に反省点はない」と書いたら「あなたには欠点がないんですね」と言われ文を黒板に張り出されたと。それってレッドの総括じゃん 2016-11-02 00:38:21 雅博 a.k.a.あましろ @Luminous_m @koiiajii それはそのやり方を提示した以上「欠点がないんですね」じゃなくて「これこれこういう理由でこう思ったから娘ちゃんのここはこう正せたと先生は思うよ。娘ちゃんはどう思う?」って持って行くのが通すべき筋じゃないですかね… 教師も大変だとは思うけれど、あまりにも浅い。。 2016-11-02 01:13:31 こいあじ @koiiajii @Luminous_m 私もそう感じました。ほん
有川ひろと覚しき人の『読書は未来だ!』あくまで一作家の一意見であることをご了承ください。 お問い合わせは、角川・幻冬舎・講談社各窓口へ。 Twitterアカウントはhttps://twitter.com/arikawahiro0609 悪意ある無断リンク・無断引用、ネットニュース等報道の無断引用は固くお断り致します。 宿題で読書感想文を強制するのは子供さんの読書嫌いを加速させるだけだからやめてほしい、ということを今までも再々発信してきました(教育関係の方に会ったら必ず言います) それに加えて、もう一つ勘弁してほしいこと。 ここ数年、一体どこの学校から流行ったことか存じませんが、 「学校の授業で作家に手紙を書く」 という課題が幅を利かせているようです。 最近は「手紙を書く」という文化が廃れているため、学校で手紙の書き方を教える課題として教育現場で好まれているとか。 どうか、これもやめていただ
東京都練馬区の区立中学校で五月三十一日、三年の女子生徒が運動会の組み体操の「ピラミッド」を練習中に最上段から落下し、右肘骨折で二カ月の重傷を負っていたことが分かった。組み体操では各地で事故が多発し、国が三月末に、全国の教育委員会に注意喚起の通知を出していた。 同校や区教委によると、三十一日午後二時ごろ、女子生徒は校庭で十四人で四つんばいに積み重なる「ピラミッド」の練習中、最上段四段目で膝立ちの状態で両手を挙げる際、バランスを崩して約二メートルの高さから落下した。 教員はピラミッドの後ろと左右に計三人がつき、今年から安全対策としてピラミッドの前後には畳のマットを敷いていた。女子生徒は右肘を固定して通学しており、六月四日の運動会当日は別の生徒が代役をしてピラミッドを行った。ピラミッドの段数は昨年より一段下げるなど規模を縮小したという。
川崎市川崎区の市立中学校で非常勤の教諭などとして働いていた40代の男性に対し、同僚の教諭が「ハゲてねぇし」とプリントされたTシャツを贈っていたことが、市教育委員会などへの取材でわかった。市教委は薄毛をからかうハラスメントにあたる疑いがあるとして、関係者から事情を聴いている。 市教委と学校によると、男性は3月下旬まで非常勤や臨時任用の教諭として勤務。Tシャツは、2年生を担当する同僚教諭12人が1月に旅行に行った際の土産として男性に渡していたという。男性は旅行に参加していなかった。 男性は3月末で任用期間が終わり、再任されなかった。3月下旬に男性名で市教委にTシャツの現物と、「在職中に容姿などについてバカにされたり同封のTシャツを作られ着るように言われました」「これはいじめです。教師がいじめをしています」などと記された手紙が届いた。 学校は同僚がTシャツを渡したことを認めており、市教委は12人
神奈川県大和市の市立小教諭だった女性(定年退職)が、担任した児童の両親からの抗議で名誉を傷つけられたなどとして損害賠償を求めた訴訟の判決が23日までに横浜地裁で言い渡され、遠藤真澄裁判長は名誉毀損(きそん)を認め、両親に計約100万円の支払いを命じた。判決は17日付。 原告側代理人の弁護士は「保護者の抗議を名誉毀損と認めるのは極めて珍しい」としている。 判決によると、元教諭は、2008年度に担任したクラスの児童1人が他の児童を引っ張ったり授業中に騒いだりするため、腰や背中をたたいて注意した。 両親は08年11月から市教育委員会を複数回訪れ、懲戒免職を求めて抗議。同12月には母親が教室で元教諭の頭を殴打し、父親は市教委で元教諭を批判する暴言を吐いた。元教諭は抑うつ状態になり、約2カ月半の療養休暇を取った。 遠藤裁判長は、暴行と抑うつ状態の因果関係を認め、暴言は「受忍限度を超える人格攻撃に当た
【竹野内崇宏、山元一郎】相模原市立相原中学校の柔道部員が、外部指導者から体罰を受けたと訴えた問題。道場名では出られない大会に学校名で出場し、活躍してきた「名門」道場と、そこに指導を任せきりにした学校。持ちつ持たれつのなかで子供の安全管理が後回しになっていた。 相原中柔道部は、部員の大半が近くの相武館吉田道場の2階の寮に住民票を移して寝泊まりし、主に道場で練習を重ねている。文部科学省も「極めて珍しい」と認める環境で、問題は起こった。 同中が今月9日に取ったアンケートで、部員3人が道場で30代の男性館長に平手打ちをされたり、軽く蹴られたりしたと訴えた。「そういうことは言うなと言われた」と回答した部員もいた。 道場では2009年12月にも男性コーチが練習試合で男子部員を平手打ちし、鼓膜を破り、学校は道場に再発防止を誓わせていた。 相原中柔道部は強豪だ。08、09年には女子団体で全国大会を連覇。昇
県教育委員会は3日、来年度から全県立高校の1年生が購入するタブレット端末の自己負担額は一律5万円になると明らかにした。現時点で端末価格は未定だが、5万円を超えるのは確実で、超過分は県が補助する。各家庭の経済状況に配慮した補助制度は創設しない。 ICT(情報通信技術)を進める県教委はタブレット端末を「標準教材」と位置づけており、来春の県立高入学生全員が購入する必要がある。 県教育情報化推進室によると、端末の基本ソフトはウィンドウズ8に決まっているものの、ハードのメーカーや導入するデジタル教材、最終価格は入札で決定する。ただ、「5万円を下回ることはない」(同推進室)ことから、生徒の自己負担額を5万円に設定した。 県は9月10日開会の県議会に補助費として約2億円を計上した。分割払いができるかどうかは「検討中」という。 同推進室は「端末は教科書と同様、全員に購入してもらう。家庭によってさまざまな事
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