オタク店員見習いの大泉は、店の諸先輩方に誘われてカラオケ(忘年会)に行ってまいりました。 取材者としてはたいへんありがたい展開ではあるが、何せオタク系カラオケの経験がまるでないので、どのように振る舞っていいのか見当もつかない。みんな車で出かけるので、酒はどうするのかと思ったら誰も飲まないという。飲まずにカラオケをやるなんて考えたこともなく、45を過ぎて新たな体験をすることになった。みんなフリードリンクのクリームソーダなどをガツガツと飲んでおり、酒の代わりに糖分に酔うという感じ。ハチミツで酔ったようになっていたアフリカの先住民とか、刑務所の中で支給される貴重な甘いものに酔っていた花輪和一などの体験を思い出した。 『プロジェクトA』のテーマで始まり『ふたりはプリキュア Max Heart』で締めるという展開で、朝6時近くまでみんなで歌いまくった。僕自身、2004年に『萌えの研究』のためこの