Red Hat Enterprise Linux 7 リリース おめでとうございました。Docker をはじめ最新のテクノロジーを詰め込んだとだけあって、メジャーリリースに相応しい出来栄えのようですね。 systemd などは upstream の Fedora では 3年くらい前の fc15 くらいからですし、慣れてる人も多いでしょうが el7 で初めて触る人は結構辛いでしょうね。 とりあえず細かい話は公式のドキュメント類を目を皿にして読んでもらうとして、el6 までしか触ったことない人が真っ先に躓きそうなポイントを挙げてみます。Docker とか SDN とか目新しいことも大事だけど、基本的なことを当たり前にやってのけられる様になることがまずは重要かな、と。 作業の前に bash-completion パッケージを導入することを強くおすすめする。なお、minimal だと入っていなかっ
ほとんどのシステム管理者が経験したことがあるはずの状況は「何か悪いことが起きていて、サーバがダウンしているが、しかし何が起きているのか分からない」というシチュエーション。サーバを管理するシステムアドミニストレーターなどの立場でいると何が大変かというと、実際の製品として動かしている実環境でこのような問題が発生した場合です。 そこで役に立つのがこのオープンソースソフト「Trouble-Maker」です。 Trouble-Maker http://trouble-maker.sourceforge.net/ システム管理者の仕事を簡単にするため、多くのツールが存在していますが、未知の状況を経験している場合になんとかしてくれるわけではありません。この一連のソフトウェア群「Trouble-Maker」は既存の便利なツールとは異なり、問題を解決するのではなく、むしろ問題を引き起こします。インストールし
まとめ:CentOS 6が待てない/将来性に不安があったらScientific Linuxに乗り換えろ RHEL6が出てからなかなかCentOS 6 が出てこないが、他のクローンであるOracle Linux 6とScientific Linux 6はリリースされている。 Oracle Linuxはリリースイメージは無料だが更新は有料っぽいので却下。 Scientific LinuxはNASAやFermi、CERNが研究所内で使うためにRHELに研究関連のソフトを追加してパッケージングしたもの。 CentOS6は出てないのでCentOS5.5とSL5.5で比較してみる ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5/os/i386/CentOS/ ftp://ftp.riken.jp/Linux/scientific/5x/i386/SL/ *パッケージ centにあっ
ホーム 検索 - ログイン | | ヘルプ 技術/UNIX/なぜnohupをバックグランドジョブとして起動するのが定番なのか?(擬似端末, Pseudo Terminal, SIGHUP他) [ Prev ] [ Next ] [ 技術 ] 何をいまさら当たり前の事を・・・と思われるだろう。 $ nohup long_run_batch.sh & SSHからログアウト後も実行を続けたいバッチジョブを、"&"を付けてバックグラウンドジョブとしてnohupから起動するのは定番中の定番である。 しかし、「nohupを使わなくても実行を続けることが出来る」やり方があったり、さらには「nohupを付けてもログアウト時に終了してしまう」パターンがあるとしたらどうだろう? そして、ある日あなたの後輩や同僚がこれらについてあなたに質問してきたら、あなたはどう答えるだろうか? 「Web上で検索したら見つか
背景 C++は、コード規模の増分に対して指数的にコンパイル・リンク時間が増大します。 以前、C++とJavaのビルド時間比較で調査したデータid:torutk:20071104と、id:torutk:20071107から、C++のコード規模によるビルド時間の違いをまとめ直したのが以下の表です。 対象プログラム名 総行数 命令行数 ファイル数 ビルド時間 ACE 5.6.1 307,819 79,930 1,248 00:10:40 ACE+TAO 5.6.1 1,066,708 247,391 2,592 2:35:30 コード規模が3倍でビルド時間は15倍となっています。 ビルド時間を短縮するアプローチ ビルド時間を早めるための工夫がいくつか存在しています。 キャッシュ等前回実行した結果を活用して処理時間を短くする コンパイル済みのオブジェクトはソースが変更されていなければ再コンパイルし
VMwareのハードディスク容量を増やそうとして調査をしているうちにLVMという技術を知った。 一度パーティションを切ったら専用ソフトを使わないとハードディスク容量を拡張できないと思っていたのでショック。あまりに無知。 前にVMwareのHDD容量を増やす方法を書いたけど、ここに書いてあるやり方がスマートで簡単。 LVMでファイルシステムを構成しておくと後でディスク容量を増やそうと思ったときに簡単にできる。LVMについて詳しくしりたい場合はwikipediaを読んだり、Google先生に聞いてみる。 CentOSの場合はデフォルトでLVMのファイルシステムを構成してくれるので楽。Ubuntuの場合はインストール時に明示的に選択しないと駄目みたい(今度確認しときます)。 以下、さっきのリンクを参考に自分で実行したコマンドをメモ。 まずはVMwareの場合はディスク容量を追加するコマンドをホス
追記 2009-04-03 まったくもってブコメでいただいた指摘の通りです>< h2onda linux, tcpdump tcpdump(というかlibpcap)は、データリンク層(OSI layer2)レベルでパケットを取得する packet プロトコルを使ってるので、そうなります。参照: man packet(7) 2009/04/02 はてなブックマーク - h2ondaのブックマーク / 2009年4月2日 tt_clown network 細かいけど,図は逆(NIC が下)のが良いかなと思った./ "ip"tables と言う位だから,IP層でパケットをフィルタしてるて事だろうな.tcpdumpはEthernet Frameも見えるので,後は分かるな?・・・てとこか. 2009/04/02 はてなブックマーク - tt_clownのブックマーク / 2009年4月2日 pack
本当のデータ活用できていますか? データドリブンがあたりまえと言われる今あらためて考えたいデータ活用のありかた ID管理の基礎知識 新しい働き方におけるITガバナンスの 向上にむけて Kubernetes活用の最適解とは? 今、注目のコンテナを活用した柔軟なIT基盤 運用、管理の課題を解決しメリットを最大化 iPhoneデバイスも統合的に管理 激しく変化する業務環境とリスクに合わせ 深化するM365セキュリティ RPA見直される”業務”と”人”の関係 人的リソースを単純作業から解放! 高付加価値業務への転換のために 50年の経験を持つアイネットが提供 ユーザー企業の使いやすさを第一に考えた ワンストップで使えるマネージドクラウド ハイブリッドクラウド時代の救世主 企業ITを素早く進化させるためのAVS サービス開始から1年で大幅に機能がアップ 最新ストレージで変わるIT運用 仮想化テクノロ
openSUSE Build Serviceの構成要素を理解しよう openSUSE Build Service(OSBS)に関するドキュメント「The openSUSE Build Service」には、ソフトウェア開発者がOSBSを利用することで、次のような課題を解決できると書かれている。 数多くのディストリビューションでソフトウェアを動作できる バージョンが異なるディストリビューションでソフトウェアを動作できる さまざまなハードウェアプラットフォームでソフトウェアを動作できる これまでは、これらの課題を解決するために、対象となるディストリビューション、バージョン、ハードウェアを手元に用意しなければならなかった。だが、実際には、これは容易なことではない。 OSBSでは、openSUSEに加えてFedora、Red Hat Enterprise Linux、CentOS、Mandriva
最近、ようやく朝夕が涼しくなってきました。今年の夏は全国的にも暑かったようですが、筆者の使っているPCには、最近の省電力志向のCPUが出てくる以前の、Xeon DualやAthlon64といった消費電力を気にしない世代のCPUが乗っているため、この夏の暑さは余計にこたえました。Plamo-4.5のリリースに向けた作業を進めているためPCを動かしている時間も長くなりがちで、余計に暑さが厳しかったように感じます。 筆者がまとめ役をやっているPlamo Linuxではパッケージ管理機能もごくシンプルなため、利用者自身が自前のバイナリパッケージを作成することも多いのですが、最近の大手ディストリビューションでは、洗練されたパッケージ管理システムが処理を自動的に行うため、ユーザがバイナリパッケージを調べたり、自前で作ったパッケージをインストールする機会はほとんど無いようです。 バイナリパッケージを表に
軽量なシステム管理者向けディストリビューションを携帯することで、軽めのサーバトラブルはすべて解決できるだろう。ここでは、軽量級ながら緊急時に必要なツールの多くを備えたディストリビューションを4つ紹介しよう。 トラブルは世の常だ。HDDが壊れたり、サーバが丸ごとクラッシュしたり。幸い、軽めの惨事に対処するためにシステム管理者が利用できるLinuxベースのディストリビューションがたくさんある。この記事では、最軽量の4つ(どれも210Mバイトの8センチCDに収まる)――SliTaz、Parted Magic、GParted Live、RIPLinuX――を取り上げ、それぞれの特長を解説する。 どのディストリビューションも使い方は簡単だ。CDを挿入するか、USBドライブを差し込んで起動すればよい。ディスク、パーティーション、ファイルを管理したり、診断やネットワークのトラブルシューティングを実行した
実践的なデバッグ方法論(デバッグの仕方、事例研究)も強く求められている。デバッガーというツール依存のTipsではなく、ソフトウェアのデバッグというプロセスそのものの形式化である。 人々は誰に教わるでもなく自分のデバッグのスタイルを持っている。自分なりな定石を獲得している。しかしそれを明示化して人に伝えようと試みる人は少ない。伝承がまったく不可能なような議論も少なくない。 わたしはオープンソースの時代こそデバッグの方法論を広く共有できるチャンスに満ちた時代だと考えている。いくつか事例を紹介しつつ解説する。 優れたプログラマは優れたデバッグ方法論を持つ。そのデバッグ方法論をぜひ共有化したい。そのためには情報公開が要である。 デバッグとはプログラムの不具合を修正するプロセスである。テストなどによって発見された何らかの不具合を期待する結果に修正する作業である。テストとデバッグの区別が十分ついていな
パフォーマンスチューニングというのも非常に重要な問題だ。黒魔術のようなかんじもしなくもないが、ヨタ話をいろいろ書いてみる。 性能の問題が表面化した場合、やみくもにパラメータをいじくりまわして問題を悪化させてしまう場合があるが、そーゆーことは避けたい。 何が問題なのか、定量的なゴールを明確化しないと、単なる感覚論になってしまって不毛な時間をついやすことになるので注意が必要である。 パフォーマンスチューニングの参考書はいろいろあると思うので適宜みつけだしてほしいが定番のこれはというのは、あるようでいてよくわからない。データベースのチューニングという題材での書籍はいろいろあるがいかんせん製品特有のTipsにかたよったものが多くてあまり汎用性がなかったりする。Oracleのパラメータを勉強するというのはそれはそれで必要なのだけど、わたしが目指しているものとちょっと違う。 ここでは一般的なアプリケー
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