北海道帯広市の観光名所、幸福駅と愛情駅という愛称のある台湾の駅が友好駅の締結をすることになり、22日、台湾の自治体やメディア関係者らが幸福駅を視察に訪れました。 新竹県にある合興駅は、駅を利用する恋人が愛を育んだエピソードから愛情駅という愛称があり、名前の縁で幸福駅と友好駅の締結をすることが決まっています。 22日、幸福駅を訪れた一行は、駅舎を管理する帯広市の職員から、鉄道が廃線になったあとも多くの観光客が訪れる名所になっているなどと説明を受けました。このあと、近くに設けられている「幸福の鐘」を鳴らしたり、鉄道が走っていた当時の切符を模した「幸福カード」に「幸せ一杯」と書いて駅舎の壁に貼ったりしていました。 新竹県の邱鏡淳県長は「幸福駅に来たらいろんな人の幸福が感じられる。幸せや喜びでいっぱいです」と話していました。 友好駅の調印式は、ことし10月、台湾の合興駅で行われる予定で、今後、観光