【11/7 追記】一部修正しました。 鳩山首相が本日国会で所信表明演説を行った。明日には一部のリベラル・左派系ブログで感涙にむせぶエントリーが続出しそうな予感がするので、先に雑感を書き留めておく。 いみじくも鳩山本人が述べているように、民主党主導政権がこれから行おうとしていることは、明治維新の現代版であると考えて差し支えないだろう。明治維新が朝鮮侵略と密接不可分であったように、「国民の暮らしを守るための」「今日の維新」は、「対テロ戦争」および「対新自由主義戦争」の延長線上にあると捉えるべきだと思う。 最新(10月23日)号の『週刊金曜日』の特集「NGOは新政権に何を期待するか」が典型的な例だと思う(これについては別途エントリーで取り上げる)が、リベラル・左派の多くは、自らを民主党に対する「優秀」な叱咤激励役(主観的には教師役のつもりなのだろうが、有体に言えば単なる応援団である)として再編し