千葉県九十九里町にある施設の大型水槽で飼育されていた、およそ3000匹のイワシが台風15号に伴う停電ですべて死に、施設は、なるべく早い再開を目指して魚の確保などを進めることになりました。 しかし、台風15号に伴い今月9日から発生した停電で、水槽へ空気を送るポンプなどが止まり、すべてのイワシが死んでしまったということです。 水槽は、江戸時代に九十九里浜で盛んに行われたイワシ漁の歴史について紹介する資料館の呼び物として親しまれていましたが、こうしたトラブルが起きたのは初めてだということです。 現在は、すべての水が抜かれ新しい魚の手配をして、早期の再開を目指すということですが、施設は費用として100万円ほどかかりそうだとしています。 「海の駅 九十九里」の小関順子駅長は「来場者からは『魚がいなくて残念だ』という声が寄せられている。なるべく早く期待に応えたい」と話しています。
