監督も悪いし、選手も悪い。傷つけられた選手は生死に繋がるような怪我でなくて何より。 ただ毎日寄ってたかって責め続けるようなことでもないでしょう? あのタックルは罪だし究明もすればいい。ただこのニュースにいつまでも過剰に責め続ける人の神経が理解できないし、その人の方が罪は重い。
ガツン-。鈍い音が聞こえた気がした。前半終了間際、五郎丸歩選手が見せたタックル。トップスピードで駆けるスコットランドの選手を、トライ寸前でタッチラインの外にはじき飛ばした。ラグビーのワールドカップで印象に残ったシーンの一つだ。 激しい肉弾戦。倒れてもすぐ起き上がり、また突っ込んでいく。にわかファンからすれば、防具もつけずに怖くないのかと不思議で、その勇気はいったいどこからくるのかと思った。 大西鐵之祐が著した「闘争の倫理」(鉄筆文庫)を読んだ。大西は早稲田大学ラグビー部、ラグビー日本代表の監督を務めた。体格差で劣る日本が欧米に勝つための理論を構築し、実践した。1968年のニュージーランド遠征でオールブラックス・ジュニアを破った快挙で知られる伝説の名将だ。 本書で、ラグビーには命にかかわる危険と恐怖があることを前提に「だから全身全霊で打ち込む」と述べている。そのうえでスポーツとは、問題解決の
ロンドン五輪レスリング女子55キロ級で五輪3連覇を達成し、日の丸を掲げる吉田沙保里。2020年五輪からレスリングが除外される可能性が出てきた =昨年8月(鈴木健児撮影)(写真:産経新聞) 「東京五輪招致活動に向けてこれは痛手だ」。2020年招致を目指す東京都の関係者には、驚きと不安が広がった。 【フォト】 20年五輪から除外危機 レスリング界「寝耳に水」 東京招致委員会の会長でもある猪瀬直樹都知事は「伝統ある競技なのに、今なぜ俎上(そじょう)に載せられているのか。どんな議論が行われたのだろうか。まだ決定したわけではないので、招致活動に影響を及ぼすものではない」と語った。 「びっくりした。ロンドンでの活躍が、国内機運盛り上げにも寄与したのに…」。都スポーツ振興局幹部は驚きを持って受け止めた。ロンドンでは、五輪3連覇を成し遂げ“霊長類最強”などと呼ばれた吉田沙保里選手をはじめ計6個のメダ
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