「冗談じゃない! ウナギはもっと安くできる」 「冗談じゃない」と言いたいのはこちらです。 落胆するのは早い。東京や大阪を中心にチェーン展開する激安うな丼店には、今も「うな丼1杯500円」のノボリがはためいている。値段の割には味も上々だ。 (中略) 冷凍技術の進化で、中国で蒲焼きに加工した後も、2年間の品質保持が可能だという。不漁による価格高騰を見越し、安値で買い付けた加工品を時間差で市場に投入する……これが激安の理由のようだ。 安心するのは早い。安く買い付けた在庫がなくなれば「激安」商法も終わりですね。 一連のうなぎ報道をみていて気づいたのは、価格に関して中国を敵視するようなものが見られる一方、「中国産」の品質・安全性を問題視するようなものがないということです。中国産なしには立ち行かないという現状と、この記事や「報道ステーション SUNDAY」でも紹介されているような中国側の努力のためでし