公知とは公共知識分子の略語であるが、正確な定義は学術的な背景と専門的素養を持つ知識人、社会に進言し公共事務に参与する行動者、批判精神を備えた道義の体現者を指す。 しかし現実には、博学で公正なふりをしながら、実は考えが一貫せず、自分を人よりも高い存在だと見なし、天下を評論することを役割と考え、政府や市民の問題が多いと言い立て、自分には啓蒙する責任があると思い込み、飽きもせずに人の批判を続ける文化人たちを指す。特にネットやマイクロブログにおいて「公知」が使われる場合、あざけりの意味を持つことが多い。 ■知識人の失墜 ネットの普及に伴い、「公知」、あるいは「意見領袖」(オピニオンリーダー、公共知識分子と異なり、学歴や専門知識がなくとも、社会問題について積極的に発言する人気ネット民も含まれる)の重要性ってむしろ高まっていたんじゃないの?というのが私の理解。 例えば2009年の記事「ネットが生み出す
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