キャトリン・モラン(Caitlin Moran)の自伝的エッセイ、How to Be a Woman「女になる方法」(Ebury Press、2011)を読んだ。とにかくユーモアがあって笑えるので本当にオススメ。 キャトリン・モランはウォルヴァーハンプトンのカウンシルハウスで育ったアイリッシュで、16歳の時にメロディ・メイカーに就職し、そのあとはずっとライターとして働いている。この本は子供の頃から大人になった今までの経験をフェミニストとしての視点からおもしろおかしく諷刺的視点を交えて分析する、っていうもの。 とりあえずモランの一大論点は「もうフェミニストじゃないなんて言わせない」っていうことである。現代イギリス女性はフェミニストっていうのはなんかダサくてマジメで面白くないものだ、と思っている人も多く、「自分はフェミニストではないけど…」みたいなことを言う女性もいる。しかしながらモランいわく