ギリシャで行われた議会選挙で、財政緊縮策の見直しを公約に掲げる最大野党「急進左派連合」のツィプラス党首は首都アテネ市内で支持者の前に姿を見せ、「苦しい5年を経て、ギリシャ国民はきょう歴史を書きかえた」と述べて、勝利を宣言をしました。 25日に行われたギリシャの議会選挙は、日本時間26日午前7時現在の選挙管理委員会の発表で、開票率は67.75%、得票率は最大野党の急進左派連合が36.06%と最も多く、サマラス首相率いる新民主主義党は28.12%となっています。 こうしたなか、急進左派連合のツィプラス党首が日本時間の26日6時半ごろ、首都アテネ市内で大勢の支持者の前に姿を見せ、「苦しい5年を経てギリシャ国民はきょう歴史を書きかえた。緊縮策のせいで国民が強いられている厳しい暮らしを過去のものにする」と述べて、勝利を宣言しました。 急進左派連合は緊縮策の見直しを公約に掲げ、EU=ヨーロッパ連合など