友人から勧められて斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』を読んだ。資本主義の限界を説き、マルクスの思想にヒントがあると説く。若い世代に共産主義に対するアレルギーはない。日本の政治も同様。私はそのことに危機感を持つ。
馬淵氏「最も重要なことは、私はまずは経済だと思っています。この状況ではたして、平成29年4月の消費税率10%への引き上げを実行していいのかということです。厳しい現下の経済状況の中では、これを凍結する判断を、われわれ民主党がしっかり言うべきだと思っています。財政のことを考えているのか、といわれるかもしれませんが、この状況での再度の引き上げは大変な危機を招くと思っています。安全保障においては現実的な対応をしっかりと掲げていく。廃案を求めるだけではなく、現実的、具体的な対応を議員立法で提出すべきだ。このように考えています」 細野氏「民主党が掲げるべき柱は3本だと思っているんですね。まず、内政は、これまで民主党が掲げてきた『共生』や『多様性』。言葉としてひとことで言うならば『リベラリズム』でもいいんじゃないかと思っています。弱い立場の人にはしっかり手を差し伸べていく。これは民主党のいいところなので
民主党の細野豪志政調会長、馬淵澄夫元国土交通相、長島昭久元防衛副大臣は16日、東京都内のホテルで「これがわれわれの野党再編・政権奪還戦略だ!」と題して対談した。詳報は以下の通り。 ◇ 長島氏「細野さんと前原(誠司元外相)さんが、岡田克也代表に会って『解党』を申し入れる、という報道もあるようなので、きょうは記者の皆さんもたくさん来ておられます。まず、民主党の現状をどうみるか。政権から転落して3年が過ぎましたけども、いまだに党勢は回復しないどころか、ますます暗転している。国民の信頼が全く回復していない。その根本的な原因はどこにあるのか。まず細野政調会長のほうからお話をいただきたい」 細野氏「民主党には2つ弱いところがある。1つは『安全保障を民主党に任せていいのか』と国民の皆さんが不満を持っていらっしゃる。今、10人くらいの方が『うん、うん』とうなずかれましたが、たぶんそうなんだと思うんですね。
民主党の松本剛明元外相と松原仁元拉致問題担当相ら4人は31日、1月の党代表選で細野豪志元幹事長を支持する考えを示した。東京都内で細野氏と会談後、記者団に「明るく元気に党を再生してほしい」と語った。 代表選には細野氏のほか、岡田克也代表代行、長妻昭元厚生労働相が出馬を表明。他に立候補を目指す動きはなく、野党第1党の新代表選びは三つどもえとなる公算が大きい。 桜井充前政調会長と大島敦元総務副大臣も細野氏支持を表明した。 代表選では、野党再編を含めた党再建の在り方に加え、安全保障政策や原発再稼働の是非なども議論される見通し。1月5日に各陣営への事前説明会が行われ、投開票は18日。党は全国11の衆院比例代表ブロックごとに討論会などを開催する予定だ。
役員会に臨む海江田万里代表(左)と細野豪志幹事長=23日午後、東京・永田町の民主党本部(酒巻俊介撮影) 参院選惨敗の責任を取る形で細野豪志幹事長の辞任が決まる中、民主党執行部は23日の役員会で海江田万里代表の続投を了承した。これに対し、党内から海江田氏の責任を問う声が出てきた。細野氏も反執行部の姿勢に転じる構えをみせており、党内の混乱も広がりそうだ。(坂井広志) 23日夜、細野氏を支持する党内の中堅・若手議員が都内に集まり、代表選の実施を求める声が相次いだ。出席者によると、細野氏は「党の再生」のためにも代表選が必要だと訴えた。 実は、細野氏は22日の幹部会合でも、代表選の実施を提案し、海江田氏に立候補するよう求めていた。 23日午後に党本部で行われた党役員会で、細野氏は正式に辞意を表明した。海江田氏ら他の役員は「敗北は全員の責任だ」などと必死に細野氏を説得したが、「細野氏は気持ちが止められ
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