2017.09.18 11:00 デリバリー型給食に異物混入を放置。完全給食実施率25.7%の神奈川県、給食を取り巻く諸問題 神奈川県大磯町の町立中学校で、給食の食べ残しが大量に出ているという。給食を終えた1クラス分のプレート(弁当箱みたいな容器)をずらっと並べた写真を見ると、その残量が多いことがよくわかる。ほとんど手を付けられていないプレートもある。さらに驚くことには、白米も非常に多く残されている。 大磯町が町立中学校(全2校)に給食を導入したのは、昨年1月から。形式はいわゆる「デリバリー」で、献立・味付けは大磯町が決め、調理・配送は大磯町の委託を受けた綾瀬市内の給食業者が行っている。大磯町の中学と、綾瀬市内の給食業者との距離は約20キロ。衛生上、19度以下に冷やして配送しなければいけないが、冷やすことによって味は落ちるし肉の脂は固まってしまう。インタビューを受けた生徒たちが「ぶっちゃけ
