筑波海軍航空隊記念館では、『永遠の0』公開記念 パネル展を開催しています。 開館を記念した最初の展示は、映画『永遠の0』の主人公が搭乗したという設定の空母「赤城」に実際に乗っていた方が残した数々の記録を紹介します。改造前の「赤城」の貴重な写真をはじめ、「金剛」「榛名」「加賀」「古鷹」などを乗組員からの目線で写した大変珍しい画像をパネルにして展示しています。同時併催のパネル展は【元偵察隊が見た日中戦争】を開催しています。どちらも期間限定ですので、お見逃し無く!! ■ 関口富坂大尉 『永遠の0』の主人公宮部久蔵は、真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦まで空母「赤城」の乗組員という設定です。このパネル展の資料を収集した故関口さんは、戦艦「金剛」、空母「赤城」、その後「翔鶴」の乗組員でした。もし宮部久蔵が実在した場合、太平洋戦争開戦からミッドウェイ海戦で『赤城』が沈没するまで、関口さんと同じ船で過ごした