医師免許を持っていないにもかかわらず、末期がんの患者に医療行為を行ったとして、「東京有明メディカルクリニック」(東京都江東区、閉院)を運営していた医療法人社団「秀真会」(同調布市)理事長で歯科医の玉置秀司容疑者(58)=同府中市=ら男女3人が25日、医療法違反(無資格医業)容疑で逮捕された。複数の国内メディアが伝えた。 読売新聞によると、逮捕されたのは玉置秀司容疑者と、東京有明メディカルクリニックの看護師だった赤坂修子容疑者(42)=同大田区=、NPO法人「先端医療支援機構」代表の玉置公人容疑者(42)=同港区=の3人。テレビ朝日によると、公人容疑者は指定暴力団山口組系暴力団の幹部だという。 同紙や産経新聞によると、逮捕容疑は、秀司、公人両容疑者が13年9月~14年3月、医師免許を持たない赤坂容疑者に指示し、30〜60代のがん患者ら男女6人にがんの遺伝子治療と称して、自作の薬剤「AJS20