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654再生医療に関するblackshadowのブックマーク (164)

  • iPS細胞から作った角膜シート移植、ほぼ失明の患者が視力回復…大阪大

    【読売新聞】 大阪大は4日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った角膜細胞のシートを「角膜上皮幹細胞疲弊症」と呼ばれる重い目の病気の患者に移植する臨床研究が完了したと発表した。有効性を評価できた3人全員で視力が一定程度回復したほか

    iPS細胞から作った角膜シート移植、ほぼ失明の患者が視力回復…大阪大
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    blackshadow 2022/04/05
    経過観察も問題なく終わり次は臨床試験開始。CiRAで樹立したiPS細胞株から理研が角膜シートを作り、阪大で施術というタッグ。プロジェクト開始時のプレスリリースがこちら>https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2016-06-08
  • 理研、iPS細胞由来の網膜組織を用いた視機能の回復をマウスを用いて確認

    理化学研究所(理研)は1月11日、マウス網膜変性末期モデルを用いて、マウスiPS細胞由来の網膜組織を移植することで、光に対する反応が回復することを確認したと発表した。 同成果は、理研 多細胞システム形成研究センター網膜再生医療研究開発プロジェクトの万代道子副プロジェクトリーダーらによるもの。詳細は、米国の科学雑誌「Stem Cell Reports」に掲載されるのに先立ち、オンライン版に掲載された。 現在、世界中で成体幹細胞やES細胞、iPS細胞に由来した視細胞を変性網膜に移植する試みが行われているが、末期の網膜変性に対して、視細胞を移植してシナプスが形成されることを確認した報告はない。研究チームはこれまでに、マウスのES細胞やiPS細胞から自己組織化により分化させた立体網膜組織を網膜変性末期マウスの網膜に移植すると、移植片の中の視細胞は最終形態である外節構造まで成熟することを確認、移植先

    理研、iPS細胞由来の網膜組織を用いた視機能の回復をマウスを用いて確認
  • 理研、iPSで目に再び光 マウスで確認 - 日本経済新聞

    理化学研究所の万代道子副プロジェクトリーダーらは、目の網膜で光を感じる視細胞をiPS細胞から育てて難病の「網膜色素変性症」のモデルマウスに移植し、光を感じられるようにすることに成功した。失った光を感じる機能を、iPS細胞で回復できるのを確認したのは初めてという。2年以内に臨床研究の申請をする予定で、再生医療の実現を目指す。論文は米科学誌ステムセル・リポーツ(電子版)に11日掲載される。理研は

    理研、iPSで目に再び光 マウスで確認 - 日本経済新聞
  • 京大、がん細胞を殺傷できる強力なキラーT細胞をヒトiPS細胞から再生

    京都大学(京大)は11月22日、ヒトiPS細胞からがん細胞を殺傷する能力をもつキラーT細胞を作製することに成功したと発表した。 同成果は、京都大学ウイルス・再生医科学研究所 河宏教授、前田卓也特定研究員らの研究グループによるもので、11月21日付けの米国科学誌「Cancer Research」オンライン版に掲載された。 がん細胞に反応するキラーT細胞を体外で増やして患者に投与するという手法が、一部のがんの治療に有効であることがこれまでに示されているが、キラーT細胞を培養するとある程度増えた時点で疲弊してしまうため、高品質な細胞を効率よく増やすことは一般的には極めて困難であった。 T細胞は、T細胞レセプターを細胞表面に出しており、このレセプターを使って標的になる分子(抗原)を認識する。このT細胞レセプターは、遺伝子再構成とよばれる仕組みによって作り出された遺伝子からつくられるが、がん抗原を

    京大、がん細胞を殺傷できる強力なキラーT細胞をヒトiPS細胞から再生
  • iPS細胞 皮膚から効率よく血液作製も将来可能に | NHKニュース

    血液を作り出す効率が5倍から10倍程度高いiPS細胞を見つけ出す手がかりを、京都大学のグループが発見しました。皮膚から効率よく血液を作り出せることも将来、可能になるとしていて、今後、献血不足などに対応する再生医療に役立つ可能性があるということです。 その結果、「IGF2」と呼ばれる遺伝子が細胞の中で強く働き、遺伝子の働きを抑える「メチル化」という現象が起きていないと、5倍から10倍ほど血液の細胞を作り出す力が高まることが分かったということです。 グループでは、赤血球や血小板などの血液の成分をiPS細胞から効率よく作り出せれば、献血不足などに対応する血液の再生医療に大きく役立つ可能性があるとしています。グループの西澤研究員は「今回の発見で、例えば、皮膚から血液を効率よく作り出すこともできるようになるはずだ。血液の病気に苦しむ患者の希望になるよう研究を進めたい」と話していました。

    iPS細胞 皮膚から効率よく血液作製も将来可能に | NHKニュース
  • 東京医大など、自家細胞移植による毛髪再生医療確立に向けた臨床研究を開始

    東京医科大学(東京医大)、東邦大学、資生堂の3者は6月27日、脱毛症や薄毛に悩む患者を対象に、医師主導の臨床研究を開始すると発表した。 今回の取り組みは、患者から採取した細胞を培養して移植することで(自家細胞移植)、脱毛症や薄毛に対する治療法の確立を目指すというもの。免疫拒絶などの副作用がなく比較的安全性の高い治療方法と考えられているほか、必要な組織採取も直径数ミリ程度と侵襲性が比較的小さいため、女性も含め幅広い患者に適用できると考えられるという。 具体的には、東京医科大学皮膚科学分野 主任教授の坪井良治が臨床研究統括責任医師として、同大学病院ならびに東邦大学医療センター 大橋病院(責任医師は新山史朗 准教授)にて臨床試験を実施する。また、細胞加工培養は資生堂が担当する。治療方法としては、患者の後頭部(有毛部)より毛包を含む直径数ミリの頭皮を採取し、そこから毛髪細胞の一種である毛球部毛根鞘

    東京医大など、自家細胞移植による毛髪再生医療確立に向けた臨床研究を開始
  • Engadget | Technology News & Reviews

    Parrots in captivity seem to enjoy video-chatting with their friends on Messenger

    Engadget | Technology News & Reviews
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    blackshadow 2016/04/05
    コスト次第ではあるが様々な病気の治療にも使えそう
  • 慶大、ヒトiPS細胞から高純度な心筋細胞の作製に成功 - 特殊な培養液を利用

    慶應義塾大学(慶大)と日医療研究開発機構(AMED)は4月1日、ヒトiPS細胞におけるグルタミン代謝の特徴を利用し、安全性を高めた心筋細胞の作製に成功したと発表した。 同成果は、慶應義塾大学 医学部 循環器内科学教室 遠山周吾助教、藤田淳特任講師、福田恵一教授、医化学教室 末松誠教授(研究当時、現:AMED理事長)らの研究グループによるもので、3月31日付けの米科学誌「Cell Metabolism」に掲載された。 ヒトES細胞やiPS細胞のような多能性幹細胞は、多種類の体細胞に分化出来る能力を有している反面、分化させた細胞集団のなかに未分化幹細胞が残存する性質があることがわかっている。こうした未分化幹細胞が生体内に移植されると、腫瘍を形成する危険性があるため、実用化にあたっては、目的とする細胞を純化精製すると同時に、未分化幹細胞を除去する方法の開発が望まれている。 同研究グループはこれ

    慶大、ヒトiPS細胞から高純度な心筋細胞の作製に成功 - 特殊な培養液を利用
    blackshadow
    blackshadow 2016/04/03
    『「無グルコース無グルタミン乳酸添加培養液」を作製。実際に、ヒトES・iPS細胞由来のさまざまな細胞集団をこの培養液で培養すると、短期間で未分化幹細胞が完全に死滅し、心筋細胞のみが選別されることが確認』
  • 膝関節症を幹細胞注射で治療 東京医科歯科大がラットで効果実証

    東京医科歯科大学再生医療研究センターの関矢一郎(せきや いちろう)教授らの研究グループは、ラットの膝関節に幹細胞を定期的に注射することで変形性膝関節症の進行を予防することに成功した、と発表した。この関節症に悩む患者は国内で約850万人、潜在患者は2,500万人とも言われ、今後さらに増えると予想されているが決定的な治療薬や治療法はまだない。研究グループは今後臨床研究を実施する予定で、患者での治療効果が確認されれば、高齢化社会を迎える中での朗報と言える。 幹細胞は、神経や皮膚など体をつくるさまざまな細胞になる能力を持つ細胞。同大学が15日公表した資料によると、研究グループは、ラットの膝に人工的措置を施して変形性膝関節症を発症するようにした。すると、何もしなかったラットは措置の約8週後に軟骨損傷と滑膜炎を起こした。一方、膝関節の滑膜から培養した幹細胞を定期的に注射したラットは、軟骨変化と滑膜炎の

    膝関節症を幹細胞注射で治療 東京医科歯科大がラットで効果実証
    blackshadow
    blackshadow 2016/02/16
    変形性膝関節症の治療法。順調に行けば臨床試験に5~10年程度だろうか
  • OISTなど、海藻から抽出した高分子のカプセルで糖尿病治療に新たな道

    沖縄科学技術大学院大学(OIST)は12月25日、糖尿病治療に新たな道筋を示す海藻マイクロカプセルを開発したと発表した。 同成果は、沖縄科学技術大学院大学とワシントン大学、武漢理工大学の研究グループによるもので、12月25日付けの独科学誌「Advanced Healthcare Materials」に掲載された。 1型糖尿病患者に対する、インスリン摂取量を減らしインスリン投与への依存を断ち切るための効果的な治療として、膵臓にあるランゲルハンス島を移植する手法がある。同手法では、大規模な外科手術を必要とせず、局所麻酔ですむ場合がほとんどで、膵臓ごと移植する場合に比べ、安価で安全な手術を行うことができる。しかし、現在はヒト同士の同種移植しかできないため、移植に必要なランゲルハンス島の数は多くない。また、ランゲルハンス島の保存・輸送の際には超低温凍結法が一般的に用いられるが、細胞を冷却し続けると

    OISTなど、海藻から抽出した高分子のカプセルで糖尿病治療に新たな道
  • 京大CiRA、細胞シートを簡便に積層化する手法を確立

    京都大学iPS細胞研究所(CiRA)は11月24日、細胞シートを簡便に多数積層化する手法を確立したと発表した。 同成果は同大医学部附属病院心臓血管外科(当時)の松尾武彦氏(現同大学医学研究科 客員研究員、神戸市立医療センター中央市民病院医長)、CiRAの山下潤 教授、同大学医学部附属病院心臓血管外科(当時)の坂田隆造 元教授(現神戸市立医療センター中央市民病院院長)、同大学再生医科学研究所の田畑泰彦 教授らの研究グループによるもの。11月20日に英科学誌「Scientific Reports」で公開された。 研究では、マウスES細胞から作製した心筋・血管などを含む心臓組織シートをゼラチンハイドロゲル粒子を挿み込みながら15枚積層化し、厚さ約1mmにすることに成功。また、ラット心筋梗塞モデルに心臓組織シートを5枚積層化したものを移植したところ、移植後12週間にわたり血管形成を伴った厚い心臓組

    京大CiRA、細胞シートを簡便に積層化する手法を確立
  • 声帯組織の培養に成功、移植も視野に 米研究

    顕微鏡。フランスのパリ近郊の研究施設で(2010年2月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/ERIC PIERMONT 【11月19日 AFP】声帯組織を実験室で培養することに成功したとの研究成果を米国の研究チームが18日、発表した。この成果は、がんや他の病気で声を失った数百万人の声を取り戻す日が来る可能性を示すものだ。 米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン(Science Translational Medicine)」に掲載された研究論文によると、研究はまだ、初期の段階にあるというが、培養された声帯組織は、遺伝子操作によりヒトに似た免疫系を持たせたマウスの体内で、約3か月間にわたりその形態を維持することができた。また、死んだ犬の体から摘出した無傷の喉頭に移植すると、音声振動を生成した。 研究を主導した米ウィスコンシン大学マディソン校(University of Wis

    声帯組織の培養に成功、移植も視野に 米研究
  • 再生腎臓からの排尿 ねずみで成功 NHKニュース

    ねずみの体内に新たな腎臓やぼうこうを作りだし実際に尿を体外に排出させることに、東京慈恵会医科大学などの研究グループが成功し、人工透析が必要となるような重い腎臓病の新たな治療法の開発につながると期待されます。 研究グループでは、ねずみの胎児から腎臓やぼうこうに成長する前の未熟な組織を取りだし、大人のねずみに移植したところ、2週間後、体内に新たな腎臓やぼうこうが作られました。さらに大人のねずみの体内にもともとあった尿管とつないだところ、尿管が収縮する運動を始め、新たな腎臓で作られた尿が体外に排出されたということです。 研究グループでは、大型の動物を使って同様の実験を始めているほか、ヒトの幹細胞を使って腎臓の組織を作り出す研究も進めていて、人工透析が必要となるような重い腎臓病の新たな治療法の開発につながるとしています。 横尾教授は「人工透析は患者の負担が重く、コストもかかるため社会的な問題にもな

  • iPS細胞使った世界初の臨床研究 見直し検討 NHKニュース

    iPS細胞から神経の元となる細胞を作り、パーキンソン病の患者の脳に移植する、世界初の臨床研究を計画している京都大学のグループが、計画の見直しを検討していることが分かりました。ヒトの脳に大量の細胞を移植するため、高度な安全性が求められる「治験」という枠組みに切り替える方向で、世界初の移植手術は当初の予定より遅れ、再来年以降になる見込みです。 当初はことしの夏にも臨床研究の計画を大学の委員会に申請し、早ければ年内にも1例目の患者を選ぶ予定でした。 しかし、iPS細胞から作った数百万個という大量の細胞を脳に移植する、世界初の試みとなるため、より高い安全性が求められるなどとして、臨床研究ではなく、国際的な基準に基づいて行う「治験」という枠組みに切り替える方向で検討しているということです。 治験に切り替えた場合は、患者人ではなく、ほかの人の細胞から作った拒絶反応が起きにくいiPS細胞を使う予定で、

  • 【理研CDBが語る】iPS細胞、世界初の応用で注目集めた「網膜再生」 最新の医療で視機能の回復を目指す(1/2ページ)

    【理研CDBが語る】iPS細胞、世界初の応用で注目集めた「網膜再生」 最新の医療で視機能の回復を目指す 「再生医療」という言葉にどんなイメージをお持ちだろうか。 今まで治療できなかった病気やけがが治る魔法の医療? 若返りも可能に? 良いイメージばかりではなく、怪しげな印象を持っている人もいるかもしれない。ある調査では半分以上の人が、再生医療という言葉について、聞いたことはあるがよくわからないと答えたという。 再生医療とは、病気やけがで失われた体の機能を再生させる医療で、多くの場合「幹細胞」と呼ばれる細胞が用いられる。幹細胞は、体の中の色々な種類の細胞になる大もと、基幹となる細胞で、いくつかの種類があるが、中でも有名なのが人工多能性幹細胞ことiPS細胞だ。 人工的に作られた、さまざまな細胞になる能力(多能性)を持つ幹細胞である。これは何だかすごそうだ、ということでiPS細胞を使った再生医療研

    【理研CDBが語る】iPS細胞、世界初の応用で注目集めた「網膜再生」 最新の医療で視機能の回復を目指す(1/2ページ)
  • 産総研:マウスES細胞から胃の組織細胞の分化に成功

    マウスES細胞を分化させることで胃の組織細胞を作製する技術を開発 ヒスタミン刺激に応答して胃酸を分泌し、消化酵素などを分泌する胃の組織細胞を作製 創薬、安全性試験、病態モデル研究への応用に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)創薬基盤研究部門【研究部門長 織田 雅直】幹細胞工学研究グループ 栗崎 晃 上級主任研究員、二宮 直登 研究員、浅島 誠 産総研名誉フェローは、国立大学法人 筑波大学【学長 永田 恭介】大学院生 野口 隆明、関根 麻莉、王 碧昭 教授と学校法人 埼玉医科大学【理事長 丸木 清之】駒崎 伸二 准教授と、さまざまな細胞に分化する多能性幹細胞であるマウスES細胞から、試験管内で胃の組織を丸ごと分化させる培養技術を開発した。この胃組織は消化酵素を分泌し、ヒスタミン刺激に応答して胃酸を分泌した。さらに、メネトリエ病(胃巨大皺壁症

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    blackshadow 2015/08/18
    移植可能なサイズまで成長させられるようになるまであと幾つブレークスルーが必要だろうか。
  • iPSストック提供開始=日本人17%に使用可能―京大 (時事通信) - Yahoo!ニュース

    京都大iPS細胞研究所(山中伸弥所長)は6日、多くの人が使える人工多能性幹細胞(iPS細胞)の備蓄「ストック」の提供を始めたと発表した。日人の約17%に使えるという。提供を受けた研究機関や企業は、さまざまな細胞に変化させ、患者に移植する臨床研究や治験を進める見通し。 移植では免疫の型「HLA型」が重要になるため、同研究所は多くの人に合う特別な型を持つ健康なボランティア1人を選定。血液からiPS細胞を作製し、がんに関わる遺伝子変異の有無や変化のさせやすさなどを検査した上で備蓄してきた。日人の約17%は今回のストックを利用して移植を受けた場合、拒絶反応が弱くて済むと考えられるという。 患者自身からiPS細胞を作って移植に使えば拒絶反応はほぼ無いが、時間と巨額の費用がかかる。このため同研究所は、多くの人が短期間のうちに使える細胞の備蓄を進めている。2017年度末までに備蓄の種類を5〜10

  • 人間の血液から神経細胞を作り出す技術 | スラド

    マクマスター大学の研究者であるMick Bhatia氏が、血液から直接中枢神経系と末梢神経系の幹細胞を抽出する方法を発見したという(therecord.com、CBCNews、CellReprts、myHealth、slashdot)。 こうした神経細胞は血液や皮膚などと異なり、患者の人体から簡単にサンプルを入手することができなかった。現在、鎮痛剤として使われているオビオイトは、誰にでも効果はあるが中毒性などの副作用があるものが多い。今回の血液から幹細胞を抽出する技術を使用すれば、個々の患者の神経細胞を使って患者にあった適切な鎮痛剤を開発できるとしている。将来的にはアルツハイマー病、パーキンソン病、ALSなどの治療にもつながるかもしれないとしている。

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    blackshadow 2015/05/26
    iPSから神経細胞に分化させる過程でヘモグロビン遺伝子を発現する細胞が一部出てくるくらいだから分化の距離近いのかな
  • 京大、人工RNAを使って心筋細胞を選別することに成功

    京都大学は5月22日、細胞内マイクロRNAを使って細胞を選別する人工RNA(RNAスイッチ)を用い、自動的に心筋細胞以外の細胞が取り除かれるシステムを開発したと発表した。 同成果は同大学iPS 細胞研究所の三木健嗣 研究員、遠藤慧 研究員(現東京大学大学院新領域創成科学研究科)、齊藤博英 教授、吉田善紀 講師らによるもので米国科学誌「Cell Stem Cell」に掲載された。 ES細胞やiPS細胞など幹細胞から高純度の心筋細胞を得るためには、細胞表面の抗原を識別して細胞を選別する必要がある。しかし、心筋細胞には特異的な抗体が無く、ゲノムに傷をつける可能性があるDNA導入などを使わないと高効率に純化することは困難だった。 そこで研究グループは、マイクロRNAを検知することで細胞を識別する方法の開発に着手。心筋細胞に特徴的なマイクロRNAを同定し、そのマイクロRNAが存在しない時だけ蛍光タン

    京大、人工RNAを使って心筋細胞を選別することに成功
  • 臓器の芽を作製する画期的な培養手法確立

    発見したのは、横浜市立大学大学院医学研究科の武部貴則(たけべ たかのり)准教授と谷口英樹(たにぐち ひでき)教授、埼玉大学大学院理工学研究科の吉川洋史(よしかわ ひろし)准教授らのグループ。研究成果は、米国科学誌「Cell Stem Cell」に4月16日掲載された。 同グループはこれまでに、胎内で臓器の芽が形成されるプロセスを模倣した人為的な培養技術により、試験管内で、ヒトiPS細胞から立体的な肝臓の芽(肝芽)をつくり出し、自己組織化させることに成功している。未分化な内胚葉細胞、血管内皮細胞、間葉系細胞を共に培養すると、48時間程度で立体的な肝芽が自己組織化されることを突き止めていた。その培養条件を絞り込んだ結果、間葉系幹細胞の存在と、培養系の物理的な外部環境の硬さに起因する多細胞集団の力学的な収縮現象が必須の条件であることを解明し、今回の培養技術の確立につながった。 この新たな培養技術

    臓器の芽を作製する画期的な培養手法確立