選手からも「“ゴーン”を打ちたい」―スポーツアンカー近藤さんが”英語実況”に込める想い 日本ハム主催試合の実況中継が面白い。スポーツ専門チャンネル「GAORA」のスポーツアンカーを務める近藤祐司さん(43)が多用する英語はとても印象的だ。 「イッツゴーン(It’s gone)!」は本塁打が飛び出した時の決め台詞。3者凡退に抑えた時には「ワン、ツー、スリー(One two three)」。メジャーリーグの現地中継でよく聞かれる用語を使った実況は、小気味が良くて、耳になじみやすい。選手からも「“ゴーン”を打ちたい」という言葉が聞こえてくるほど浸透し始めている。ファンからも好評で「パ・リーグTV」には「It’s gone!!まとめ」が登場。近藤アナの絶叫を集めて編集された動画が大きな話題となっている。 これまでの日本の野球中継とは一線を画す新たな実況スタイルはどうやって生まれたのか。近藤さんの思