昨日午前、三原先生が亡くなられたとの由、秘書の方からご連絡をいただいたものの、どうにも気持ちの整理がつきませんでした。昨年秋ごろからご体調が芳しくないとのことで、お電話を差し上げてお見舞いにあがろうと申し上げたら「茅ヶ崎まで出てきて老人と話し合っても詮なかろう、じきに退院するから快気祝いの幹事をよろしく」と言われたかと思うと、随分な深夜に「Rajanの"Fault Lines"を読んだが、金融危機は本当に起こるのか、どう思っているのか」というような電話を頂戴したり、私の中では最後まで三原先生は三原先生でいらっしゃいました。 つい一週間ほど前にお声を聴いたときはご健勝そのもので明日にも銀座や六本木に繰り出そうかという雰囲気でしたが…。 さまざまご親交のある方とも連絡を取り合いつつ思い出話になるわけですが、ものの見事にみな三原先生に振り回された経験談ばかりであり、それがまた滑稽なものから深刻な
