「(スマートウォッチの)機能のほとんどは(連絡先や予定などの)一覧表示なのだから、ディスプレイをラウンドフェイス(円形)にすることには意味がない」──。米Appleのデザイン担当上級副社長、ジョナサン・アイブ氏はこう語った。 これは、米The New Yorkerが2月16日(現地時間)に掲載したイアン・パーカー氏による長大なジョナサン・アイブ氏の人物評「The Shape of Things to Come」のインタビューでの言葉だ。 エルトン・ジョンの人物評などで知られるパーカー氏によるこの記事には、アイブ氏やティム・クックCEOをはじめとする多数のApple関係者へのインタビューに基づく「Apple Watch」や2016年に完成予定のAppleの新キャンパスなどについてのエピソードが満載だ。 この記事によると、Apple Watchのプロジェクトが本格化したのは2011年秋のことで
