インド・ムンバイ(Mumbai)で記者会見するシャラド・パワル(Sharad Pawar)氏(2011年4月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/Indranil MUKHERJEE 【3月25日 AFP】インドの閣僚が、来月始まる総選挙で2回投票するように自身の支持者らに呼び掛けたことで、不正を推奨しているとの非難を浴びている。 シャラド・パワル(Sharad Pawar)農相は、23日の選挙集会に参加した支持者らに対し、投票済みの証明として指に塗られるインクを洗い落とし、違う選挙区に行って、同農相が所属する国民会議派(Nationalist Congress Party、NCP)にもう一度投票するよう呼び掛けた。 パワル氏はマハラシュトラ(Maharashtra)州の隣接する2つの選挙区では別々の日程で投票が実施されることを指摘した上で、「あっちで『時計』(国民会議派のシンボル)に投票し