最近まわりで、「給料以外の稼ぎ」を得ている人が増えてきているように感じる。 インテリジェンス社の調べによれば、若手社員の5人に1人は副業をしている、という。 若手社員の5人に1人が副業、リーマンショック時より減少 本業の稼ぎを補う副業。イラスト制作など趣味の延長として行っている人も少なくないが、どのくらいの人が副業を行っているのだろうか。 インテリジェンスの調査によると、25~39歳のホワイトカラー系正社員のうち「副業をしている」割合は20.1%と、5人に1人が行っていることが分かった。男女別にみると、男性(17.4%)より女性(27.9%)の方が副業を行っている割合が高くなっていた。(Business Media 誠) 個人的な感覚としては正直、「もっと多くの人が副業をしていてもおかしくない」思う。 また、最近では大手企業も、「副業」を容認する傾向だ。 製造大手10社が副業容認 日産、富
無料漫画制作ソフト「Cloud Alpaca」の開発などを手がけるMediBangは1月29日、電子書籍化サービス「メディバン パブリッシング」を公開した。作品を販売手数料無料で販売できるほか、Kindleストアや楽天koboなど4つのストアにも同時配信できるのが特徴だ。 通常の電子書籍ストアと異なり、販売手数料を無料とし、売り上げは100%作者に還元する。同社サイトに投稿すれば、Amazon Kindleストア、iBooks、楽天kobo、Google Play ブックスの国内4大ストアへの配信も代行。同社サイト上で一括で手続きでき、ファイルの最適化や免税手続きの申請なども同社が代行するが、取り次ぎ手数料などは不要で、各ストアの指定手数料のほかは全額が作者の売り上げとなる。 同社は「Cloud Alpaca」やスマホアプリ「マンガネーム」などを開発。制作面に加え、流通でもクリエイターを支
Kindleストアのセルフパブリッシング(KDP)で年間1000万円を稼ぎ、大きな話題になった漫画家・鈴木みそさんへのインタビュー、前編です(約1万字)。後編はこちら。 『でんしょのはなし』は『ナナのリテラシー』のベース ―― 私が鈴木みそ先生に初めてお会いしたのは、確か2013年3月に阿佐ヶ谷ロフトAで行われた「電子マンガサミット」でした。 鈴木みそ(以下、みそ) あーはいはい、あの時でしたか。イーブックジャパンの鈴木雄介会長が大暴れしてましたよね。 ―― こちらですね(みそ先生が描いた、鈴木雄介会長が登場する『Web Magazine KATANA』2013年5月号掲載の『でんしょのはなし』をiPadで見せる)。 みそ これ、こんど本になるんですよ。年末くらいに。 ―― おお! 楽しみです。 みそ これって実は、『ナナのリテラシー』のベースになってるんですよ。インタビューで聞いた話をま
9月28日にAmazonがフルカラーの「Kindle Fire」を含む新たなKindleをリリースしました。iSuppliの見積もりによると、199ドル(約1万5000円)の価格が設定されているKindle Fireは製造原価が209.63ドル(約1万6200円)で、オンラインストアでの商品販売を促進するため低価格設定にしています。 Amazon.comで見ると、すでにハードカバーよりもKindle版書籍の方が売れており、さらに爆発的な普及を目指しての価格設定なわけですが、日本はまだその流れに逆らっているところです。盤石の戦略で広がりつつあるKindleをもって、Amazonがどんな未来を描き出そうとしているのか、明らかにしていきます。 ◆端末としてのKindle これが9月28日に発表された第4世代のKindle。大きさは横幅114mm×縦166mm×厚み8.7mmで、重さが170グラム
非効率は通常アマゾン・ドット・コムに伴う性質ではないが、ジェフ・ベゾス氏率いる同社はあたかも、在庫管理がきちんとできない、無秩序な小規模書店のように振る舞っている。 「その本をご所望ですか? 大変申し訳ありませんが、在庫切れです。1冊注文することはできますが、今は届くまでにかなり時間がかかります。代わりに別の本を買われたらいかがですか?」 もちろん、これは策略である。アマゾンが米国の顧客に対し、ロバート・ガルブレイス(J・K・ローリングのペンネーム)の新著『The Silkworm』は「現在扱っていません」と言う時、真実を伝えていない。これが意味するのは、同著はアマゾンが値引きを迫っているアシェットが出版元であるため、先行予約を受け付けないようにしている、ということだ。 市場支配力を武器に出版社に値引きを強いるアマゾン これはまさに、出版社が昨年、米国と欧州での反トラスト訴訟で敗訴して以来
前編に引き続き、漫画家の鈴木みそ氏にお話を伺う。新人でもセルフパブリッシングは有効なのか? 作家が最低限抱え込むべき読者は何人か? 出版社といかに付き合うか? KDP(Kindle Direct Publishing)を駆使することで年間1000万円の利益を叩き出した鈴木みそ氏による、最前線からのセルフパブリッシング論をお届けする。 自分の“本当の”読者数を見極める <前編はこちら> ―― ここまで“鈴木みそ”レーベルの場合を語っていただいたわけですが、例えばこれから売り出したい新人はセルフパブリッシングという環境を活かせるのでしょうか? そんなに甘いものではない、という感覚もありますが。 鈴木みそ 「ものすごく難しいでしょうね。 ちょっと名前が売れた、という段階の僕でも、無条件で売れるわけではない。『マスゴミ』にしてもKindle連載じゃなかったら1500部がいいところではないかと。15
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています Kindle界の有名漫画家・鈴木みそさんが、Amazonで個人出版した電子書籍の収支(2013年度)をブログで報告しています。それによると、販売していた9作品の合計売り上げが5万8706部、Amazonから支払われた取り分は1000万6057円だそうです。すごい! これらの数字は、Amazonが支払調書を発行してくれないため、鈴木さん自身で銀行振込の金額と、Kindleの売り上げリポートを元に計算したそうです。それによると、例えば「限界集落(ギリギリ)温泉」の1巻(100円)は2万部を突破し、売り上げは79万3448円に。2巻(400円)は部数が半分に減ったものの、230万3902円を売り上げたと明かしています。 支払われた金額は、Amazonの取り分を抜いた“純利”。ただし、源泉徴収はされていないため、税金を納める必要があります。
2012/09/10 9月6日のKindle新製品群の発表で、米アマゾンCEOのジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏は、「ガジェット」という言葉に×をつけ、「サービス」だと強調した。にもかかわらず、Kindle Fireに関するメディアの記事のほとんどは(米国メディアを含めて)ハードウェアスペックの話に終始している。 「昨年、2ダース以上のAndroidタブレット機種が市場に投入されたが、誰も買わなかった。なぜか。ガジェットだからだ。人々はもはやガジェットを求めていない。サービスを求めている。時が経つに連れて改善していくサービスを求めている。毎日、毎週、毎月、毎年よくなっていくサービスだ。Kindle Fireはサービスだ」とベゾス氏は話している。 ベゾス氏が「サービス」という、ある種陳腐化した言葉を担ぎ出して表現したために、目新しさを感じた人が少なかったのかもしれない。ハードウェアは
私のアップルに関する意見には、偏見が含まれている。 私が主にソフトウェア開発に従事していた1990年代半ばという時代において、Appleのプラットフォーム向けの製品開発は、苦労の割に報われないプロジェクトだった。販売本数が少なく、日本のアップルはちゃらちゃらしたマーケッター的兄ちゃんで構成されているので、技術サポートはアメリカ丸投げで貧弱。その反面、濃いユーザーからの要望は高く、品質チェックでの手は抜けなかったからである。 あの頃のアップルときたら、落日の象徴だった。その落日の最大要因は「ソフトウェアとハードウェアの一体販売」である。 敗者としてのアップル 落日の日々のMacは、「インターフェイスは優れているが、価格帯性能比には劣るパソコン」という位置付けだった。OSの提供がオープン化されていなかったため、Windowsパソコンで起こるメーカー間の競争が働かず、また、当時の主要なパソコン購
角川文庫「表紙なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです」松本清張から森博嗣、シェイクスピア、ビートたけしまで新刊143冊から個性が消えました 2014年1月9日・小説・エッセイ, 新刊, 特集・角川 こんばんは、きんどるどうでしょうです。1月8日配信の角川文庫のKindle本表紙がシンプルすぎるので特集でご案内。 最初見た時「なんじゃこりゃ」と思いましたが、一応カラーでジャンル区別しているようですね。コスト削減のためか、表紙には意味が無いという実験なのか……書籍版と電子版は表紙の権利が違うと指摘頂きましたが、たぶん買い取りだと思うんだよな……。こういうのを見ると表紙って大事だなという気がしてきますね。 新刊一覧はこちらから >> Amazon.co.jpで「角川文庫 > 過去7日」をチェック Kindle本新刊143冊より有名ドコロをピックアップ 水色はたぶん小説 もえない
街の本屋さん助けます…書店がKindleを売ると電子書籍の売上の一部を受け取れるプログラム、アマゾンが発表2013.11.11 08:007,562 湯木進悟 日本でもスタートしないかな? 読書離れに輪をかけるようにして、電子書籍リーダーの普及で本が売れなくなって、まさに大ピンチの中小書店が増えているというのが北米の現状でもあるようですけど、そんな街の本屋さんからは敵視されがちなアマゾンが、あろうことか「Kindle」シリーズで書店経営者に助け舟を出そうとする新販売計画が発表されましたよ! 「Amazon Source」と呼ばれる新たなプログラムでは、書店側がKindleをディスカウント価格で一括購入しては販売し、おまけに購入者が本をダウンロードするごとに、その売上の10%を2年間もらい続けられるようになっています。Kindleで本なんか買われると、本屋さんの売上が落ちて困るという悩みを解
つうか、Amazon kindle上陸の話な。 電子出版で、Amazonの取り分が55%もあるので論外だとかなんとか。 最初に書いとくと、その取り分は絶妙に妥当だ。 匿名としてリークさせてる記事があったり、何でそんなことになってるか、なんで出版社はそれが正しいと思ってるか、 (あくまでも友人が出版社につとめていてその話を聞いた中から)説明しようと思う。 迷惑かからない範囲でぼかすし、全ての出版社がそうではないし、危機感を持ってる若手は多いというのも念頭においといて欲しい。 まず、出版の経路から。7割を占めるのが一般書店だ。(残りはコンビニとかね) 作者→出版社→取次→書店→読者 それぞれの役割を簡単に振り返っておこう。 作者:本を書く人。大抵、原稿を書く人。出版社:原稿の催促、編集、出版、広告、売り込みと諸々取次:大量の出版社と大量の本屋を繋ぐ人。書店:本屋。売る人。読者:読む人。最終的に
Kindle用電子書籍を販売する「Kindleストア」日本版のオープンに合わせて10月25日、作家や出版社がKindle向け電子書籍を自費出版できる「Kindleダイレクト・パブリッシング」の日本版が、Amazon.co.jpでスタートした。世界のKindleストアに電子書籍を販売でき、基本的に、売り上げの35%が受け取れる。 Amazon.co.jpのアカウントでログインし、会社(出版社)情報、ロイヤリティ支払い先の銀行口座などを登録すれば、自費出版が可能。出版したい本のタイトル、表紙画像、価格(円、米ドル、ポンド、ユーロで設定可能)、DRMの有無、販売地域などを設定し、電子書籍データをアップロードすると、Kindleのフォーマットに変換し、Kindleストアで販売できる。ファイルはHTML/ePub/XMDF形式に対応。Wordファイルも試験的にサポートしている。 出版は無料。書籍が売
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