エボラウイルスの感染者が治療を受けているギニアの首都コナクリ(Conakry)にあるドンカ(Donka)病院の隔離病棟で、防護服を着る国際医療支援団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」の職員ら(2014年6月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/CELLOU BINANI 【7月16日 AFP】世界保健機関(World Health Organization、WHO)は15日、西アフリカで感染拡大が続くエボラ出血熱による死者が603人に達したと発表した。 WHOによると、今月8日から12日の間に新たに死亡が確認されたのは68人。52人がシエラレオネ、13人がリベリア、3人は流行が始まった当初、感染者が集中していたギニアで亡くなった。また、同じ期間に新たに感染が確認されたのは合わせて85人だった。 今回の流行が始まって以降、西アフリカでのエボラウイル