長崎県雲仙市の小学校で6月下旬、40代の男性教諭が休み時間中、担任する6年生の男子児童に「ゲームで負けたら窓から飛び降りて」と発言し、市教委から文書訓告の処分を受けていたことがわかった。 市教委によると、教諭は道徳の授業参観が始まる直前、校舎3階の教室で児童らと数字を言い合うゲームをした。男子児童が「先生に勝てます」と言った際、負けたら飛び降りてもらうという趣旨の発言をした。 当時、男子児童の保護者も含め10人ほどの保護者が教室に集まっていた。教諭は授業後、男子児童の保護者に謝罪。保護者も受け入れたという。 訓告は7月31日付。教諭は「今後このようなことがないよう言葉に十分気をつけながら、子どもたちと接していきたい」と反省しているという。 教諭は、2004年に小学校6年生の女児が同級生を殺害した事件が起きた同県佐世保市の小学校で2人の担任を務めていた。
長崎県新上五島町で今年1月に自殺した同町立奈良尾中3年の松竹景虎(まつたけかげとら)君(15)が、同級生からいじめを受けていたことが遺族などへの取材で分かった。松竹君は2学期から無料通話アプリ「LINE」(ライン)を使って複数の同級生に自殺意図を伝え、一部の同級生の保護者も知っていたが、誰も両親や学校に伝えなかった。両親は「なぜ教えてくれなかったのか」と話し、真相究明を求めている。 【いじめ】摘発1.5倍 大津自殺後、「1回限り」も対象 13年410件 父裕之さん(50)、母稚代香さん(54)らによると、松竹君は3学期初日の1月8日午前7時20分ごろ、自宅を出た。学校から登校していないとの連絡を受けた両親が捜し同9時10分ごろ、自宅近くの町営グラウンドのトイレ付近で、自作のロープで首をつっているのを発見した。死亡が確認され、死因は窒息死だった。 学校は翌9日から複数回、同級生20人への
長崎県の中村法道知事は22日、記者会見を開き、民主党政権を批判したため、同党本部から来年度予算などに関する政府への陳情活動を拒否された、と述べた。 党側は「謝罪などをすれば受け入れる用意はある」と説明。県側は「政権与党が地方の陳情を拒否したケースは聞いたことがない」と困惑している。 県などによると、中村知事は13日に長崎市で開かれた自民党県連の定期大会に出席。原子力発電所の再稼働問題などについて「民主党政権に対応できる能力が本当にあるのか、疑問を禁じ得ない」と発言した。 この発言を問題視した党本部は長崎県連を通じて21日、県に「陳情は受け付けない」と伝えた。陳情は24、25日の予定だった。 県庁で会見した中村知事は、「地方の立場から国政について意見を述べただけ」と釈明。県連代表の山田正彦・前農相は読売新聞の取材に「謝罪や訂正などをすれば、党本部に陳情を受けるよう求める用意はある」と語った。
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