南太平洋・ニューカレドニア(New Caledonia)島沖の海底で撮影された微生物の群生(資料写真)。(c)AFP/JEAN-LOUIS MENOU 【4月2日 AFP】2億5200万年前に地球上のほぼ全ての生物が死滅した原因は、火山や小惑星とされることもあるが、真犯人はそれらよりはるかに小さい微生物だったことを示唆する研究論文が先月31日、米科学誌「米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)」に発表された。 米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)と中国の研究者らは、地球史上5回発生した大量絶滅の中で最大の「ペルム紀末大量絶滅」がなぜ起きたか、またこれほど大規模な絶滅がなぜ数万年という短い期間で起きたのかについての説明を求めて、中