任天堂は5月8日、ゲームと連動するNFC対応フィギュア「NFP」(開発コードネーム)を今年の年末商戦から展開する計画を明らかにした。ゲームソフトとNFC経由でデータをやりとりすることでキャラクターを育成するといったことが楽しめるという。NFC対応ゲーム機は現在Wii Uのみだが、ニンテンドー3DS向けNFCリーダー/ライターを来年前半に発売する計画だ。 岩田聡社長が8日、決算説明会で明らかにした。 NFP(Nintendo Figure Platform)は、「マリオ」など同社が持つキャラクターIP(知的財産)の活用事業の第1弾。任天堂プラットフォームで展開する複数のソフトとの連係を前提に設計されており、1つのフィギュアが今後発売される複数の対応ソフトと連動。対応ソフトは順次増えていくという。 ゲーム固有のデータを読み書きすることで、自分のNFPをカスタマイズして育成するといったことが可能