「世の中から『生きづらさ』をなくすために、解散を目指して活動したい」---「Plus-handicap」編集長・佐々木一成氏インタビュー ひきこもりやうつ、障害、差別、ブラック企業、ストレス、難病---障害者・健常者といった括りではなく、「生きづらさ」に焦点を当てた「Plus-handicap(プラス・ハンディキャップ)」というウェブマガジンがある。 2013年3月に創刊したこのメディアの編集長を務めるのは、両足不完全と右手の中指欠損という身体障害を抱える佐々木一成氏だ。これまではメディアとして情報発信するとともに、イベントを開催してきたが、9月には一般社団法人となり、さらに活動を強化するという。 今回、佐々木氏にプラス・ハンディキャップを立ち上げた背景やその手応え・課題、「生きづらさ」を解消していくアプローチなどについて話を聞いた。(聞き手:佐藤慶一) 健常者の世界に障害者がとけ込めてい