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ニフティ(株)は7日、インターネット総合サービス“@nifty”において、オリジナル楽曲をインターネットで有料配信できるサービス“Net Debut@nifty(ネット・デビュー・アット・ニフティ)”を開始すると発表した。同日付けで登録受け付けを開始し、2月1日にサービスを開始する。 これは、@niftyの音楽ポータルサイト“Music@nifty”で提供するサービス。有料配信を行ないたいアーティストから事前に登録料を徴収し、サイト内にアーティスト個人のページを作成。そのページから音楽配信プラットフォーム“Digital Music Store”を利用してオリジナル楽曲の有料配信を行なう。登録できるのは一般のインターネットユーザーで、楽曲を購入できるのは、@nifty会員となる(Combo会員を含む)。料金は、アーティスト登録料が1組につき5000円。楽曲登録料が1曲につき3000円で、登
大再編必至のプロバイダ業界の行方 メガコンソーシアム誕生と@nifty売却騒動の背景:IT Business フロントライン(87) インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)業界に、淘汰の波が訪れようとしている。急成長から低成長へ、高収益から低収益へ。業界の体質が急速に転換しつつあるのが原因だ。 Yahoo! BBにブチ壊された業界の収支構造 現在、大手プロバイダのユーザー数は飽和気味である。年間の増加率が1.5倍から2倍は珍しくなかったものが、ここ2年は年間10%から30%増程度がやっとという状態だ。かつては1分当たり10円の従量制が当たり前だった料金体系は、ダイヤルアップの定額制を経てADSLなどブロードバンドの定額制に急速に移行しつつある。 ブロードバンドのユーザーが増えるほど、現状ではプロバイダの収益性は悪化するはずだ。例えば、ニフティ(@nifty)のような非通信会社系のプ
会員数520万人、年間売上高639億円を誇るプロバイダー最大手のニフティだが、ライバル同士が連合を組むなど経営環境は厳しさを増している。古河建純新社長に、今後の舵取りについて聞いた。 ――プロバイダー事業の将来性に対して厳しい見方が強まっている。 有料コンテンツなどで利益を上げないとプロバイダー事業が成り立たない、との見方は間違っている。接続サービスだけで十分な利益を確保することは可能だ。ダイヤルアップのヘビーユーザーがブロードバンドに移行しつつあるため、ネットワークにかかる負荷の平準化が進んでいる。大幅なコスト削減が可能となり、もっともうかるようになる。 ブロードバンドはまだ赤字だが、ハードやインフラの価格低下とユーザーの増加が同時に進行しており、収益性は改善されつつある。ただし恩恵を受けられるのは、ある程度のユーザーを抱えている事業者だけ。最低でも300万人は必要だろう。 2002年3
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