性描写規制条例案を可決=15日成立−都議会総務委 性描写規制条例案を可決=15日成立−都議会総務委 東京都議会総務委員会は13日、過激な性描写のある漫画やアニメの販売規制を目的とする都青少年健全育成条例改正案を民主、自民、公明各党の賛成多数で可決した。15日の本会議で成立する見通し。漫画家らの創作活動を萎縮させるとの懸念があることを受け、条例の慎重な運用などを求める付帯決議も行った。 改正案は、刑罰法規などに触れる性行為を「不当に賛美・誇張した」漫画などを販売規制の対象にしている。都議会最大会派の民主党などが「規制対象があいまい」と反対し6月議会で否決されたが、都は同党の意見を踏まえ内容を修正し、12月議会に再提出。同党は修正内容を評価し賛成に回った。漫画家や出版社は「表現の自由を侵害する恐れがある」として反対を表明している。(2010/12/13-15:30)